trigger

パイプラインを実行する際の実行条件を設定。

branches

パイプラインのトリガーとなるブランチを設定。 対象のブランチにプッシュされた際にパイプラインが実行される。

paths

含めるまたは除外するファイルパスを指定する。 pathsを指定する場合、トリガーにするブランチを明示的に指定する必要があります。

includeとexclude

includeはbranchesや、pathsのターゲットをワイルドカードで指定する。 excludeはbranchesや、pathsのターゲットから除外するブランチ名をワイルドカードで指定する。

# specific path build
trigger:
  branches:
    include:
    - master
    - releases/*
  paths:
    include:
    - docs/*
    exclude:
    - docs/README.md

variables

パイプラインで使用する変数を指定する。 $()でラップすると、変数が展開される。

# Set variables once
variables:
  configuration: debug
  platform: x64

steps:

# Use them once
- task: MSBuild@1
  inputs:
    solution: solution1.sln
    configuration: $(configuration) # Use the variable
    platform: $(platform)

# Use them again
- task: MSBuild@1
  inputs:
    solution: solution2.sln
    configuration: $(configuration) # Use the variable
    platform: $(platform)

pool

エージェントプールを指定する。

vmImage

Azure Pipelinesは、Azure Pipelinesという名前のMicrosoftがホストするエージェントプールを提供しており、vmImageではホストするエージェントを指定できる。

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/pipelines/agents/hosted?view=azure-devops

pool:
  vmImage: ubuntu-latest

ステージ

ステージは、関連するジョブをまとめたもの。 各ステージは、前のステージが完了した後に開始される。

承認チェックを使用して、ステージを実行するタイミングを手動で制御できる。

※ 検証環境デプロイ用ステージ、本番環境デプロイ用ステージなどのような単位で分ける


ジョブ

ステップをまとめたもの。

※ ビルド用ジョブ、デプロイ用ジョブなどのような単位で分ける


ステップ

パイプライン上の処理の実行単位。

各ステップは、パイプラインのエージェント上の独立したプロセスとして実行される。 各ステップ間で、環境変数の値は保持されない。

script / bash / pwsh / powershell / checkout / task /templateReferenceから実行形式を選択できる。

task

実行する処理の種類を設定。

condition

次のステップを動作させる条件。


デプロイジョブ

ジョブの特殊なタイプ。 環境に対して、順次実行するステップのコレクション。