はじめに
岡山のSierへの入社を検討する際、給与体系・福利厚生・転職市場の実態を事前に把握しておくことは非常に重要です。
求人票だけでは読み取れない情報をまとめました。
給与・福利厚生・オフィス環境
退職金・確定拠出年金制度がない会社がある
30名前後の規模の会社だと、退職金や確定拠出年金制度がない会社もあります。
老後の資金繰りに困らないよう、退職金、確定拠出年金制度があるかないかは必ず求人表をチェックしておきましょう。
また、退職金制度が導入されている場合は中小企業退職金共済から退職金が支払われる可能性が高いです。
共済のHPから掛け金ごとに貰える退職金の金額が書いてあるので、掛け金がいくらなのかも確認しておきましょう。
中小企業退職金共済事業本部

県外勤務になると地域手当がある
県外勤務になると地方との物価差を考慮して、地域手当をつけてくれる企業が多いそうです。
住宅補助がある企業は少ない
岡山のSierでは住宅補助がある企業は少ないようです。
住宅補助がある企業でも、年齢制限や県外勤務者限定などの縛りがあるようです。
福利厚生サービスはときめきプラザの場合が多い
会社に導入されている福利厚生制度は福利厚生代行サービスのときめきプラザの場合が多いですね。
ときめきプラザは月額500円で、岡山県内の店舗、施設などの料金を割引き価格で利用することができるサービスです。
ときめきプラザ以外の福利厚生制度を導入している企業だと、グループ会社が経営している施設や公共交通機関の割引きを受けることができるサービスを導入している企業などがあります。
オフィスが老朽化している企業もある
老舗の中小企業も多いので、床のタイルが割れていたり、空調の効きが悪かったり、オフィスが老朽化している会社もあるようです。
施設の老朽化に伴ってなのか、2021年以降はオフィスを新設する会社も増え始めました。
オフィスを視察して、内装や、空調の効きなどの状態を確認しましょう。
夏場は卓上ファンが必須の会社もあり!
資格手当は一時金、IPA系が多い
資格手当は毎月支払われるタイプではなく、資格取得時に一時金が振り込まれるタイプのものが多いようです。
また、資格手当対象の資格は企業にもよりますが、IPAの情報処理技術者試験の資格は大抵の企業であれば対象資格になっています。
それ以外だとオラクルのJava系の資格とかが多いです。
また、AWS、Azureなどのクラウド系の資格を重視する企業もあります。
賃金のサイレント値上げをしている企業もある
2025年から最低賃金の引き上げなどの人件費の高騰を受け、県内最大手の両備システムズと新卒の初任給も上がっている会社が増えています。
一方で、初任給だけ上げて、手当、賞与、昇給額などを下げるサイレント値上げをしている企業もあるようなので、注意が必要です。
転職事情
同業他社への転職を渋る文化がある
県内のSierは同じ組合などに加入していることあり、お互いに良好な関係を築こうという風潮があるため、同業他社からの引き抜きは基本的にご法度とされているそうです。
そのため、退職前に転職活動をすると、引き抜きの疑いがかかるのを嫌って採用を渋るケースもあるようです。
転職が活発なIT業界の中で、転職に否定的な風土があるのは、岡山ならではの特徴と言えますね。
とはいえ、同業他社への転職ができないケースという訳ではなく、退職前に転職活動をして採用されている人もいるようなので、すごく曖昧な風潮のようです。
岡山では、トラブルを避ける意味でも前職の会社に転職先の企業名を伝えるのはやめたほうがいいでしょう。

中途採用は少ない
地方だと人口が少ないので、中途採用者0名という年も珍しくないようです。
まとめ
岡山のSierにおける待遇・環境面の特徴をまとめます。
- 女性エンジニアの採用・管理職登用は少ない
- 発達障害への職場対応は未整備な企業が多い
- 退職金・確定拠出年金制度がない会社もあるため要確認
- 福利厚生はときめきプラザ導入が多い
- 初任給引き上げと同時に手当・賞与を下げるサイレント値上げに注意
- 同業他社転職は慣例的に敬遠される文化がある
- 中途採用の枠は少ない
給与の詳細確認や面接時のチェック項目については「面接・企業訪問時の確認チェックリスト」もご参照ください。
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