OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介

はじめに

Micorsoftから提供されているノートアプリ「OneNote」をご存知のエンジニアは多いと思います。
2003年から提供されているノートアプリの老舗で、最近のWindowsではデフォルトでインストールされているので、とりあえず使っているという方も多いと思います。

OneNoteの欠点として、Joplin、Obsidian、Nortionなどと違い、エンジニアがよく利用するMarkdown記法に対応していないことが挙げれていましたが、サードパーティ製のプラグイン「OneMark」を使うことで、OneNoteでもMarkdownを使うことができます。

OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介します。


OneMarkとは

OneMarkはNeux Labから提供されているOneNoteにMakrdown機能を追加することができるプラグインです。

OneMarkをインストール

OneMarkをインストールする方法を紹介します。
OneMark公式HPにアクセスします。

自分のPCが64bitならDownload Nowをクリックし、32bitならとなりのor 32bitをクリックします。

OneMark Download

ダウンロードが終わると、64bitならOneMarkSetupX64.0_2_2.msi、32bitならOneMarkSetup.0_2_2.msi というインストーラーが保存さていてるので、このインストーラーを実行します。

インストーラーの実行完了後にOneNoteを起動すると、右上のタブに「OneMark」が追加されます。

OneMark Tab

OneMarkの機能

OneMarkの機能を紹介します。

Live Preview

Live Previewは、MarkDown形式で入力したテキストを装飾した状態で表示する機能です。
Live PreviewをONにした状態で、テキスト入力後にEnterキーを押すと、その行のテキストがMakrdownの内容に応じて装飾された状態で表示されます。

また、Live Previewタブの下にある Auto enable for preview を有効にすると、OneNoteで新規に追加したページにもLive Previewが有効になります。

Convert Paragraph Edit

選択中のテキストボックス内にあるMakrdownに対して、一括でテキストの装飾を行います。

Toggle Source

カーソル位置と同一行のテキストのMakrdownテキストの装飾と非装飾の切り替えを行います。

Import Markdown / Export Markdown

Import Markdownをクリックすることで他のエディタで作成したマークダウンファイルをOneNoteにインポートすることができます。

Export MarkdownをクリックすることでOneNoteのページをMakrdownファイルとしてエクスポートすることができます。

Themes

MarkdownテキストのスタイルをThemesから変更可能です。

ショートカットキー

Ctrl + ,

Toggle Sourceと同様にカーソル位置と同一行のテキストのMakrdownテキストの装飾と非装飾の切り替えを行います。

F5キー

Convert Paragraph Editと同様に選択中のテキストボックス内にあるMakrdownに対して、一括でテキストの装飾を行います。

F8キー

OneNoteのページ内のMakrdownテキストをクリップボードにコピーすることができます。

Markdownルール

OneMarkはMarkdownのルールにGitHub Flavored Markdownを採用しています。

例として以下のような記法が可能です。

## Text

* :tada:
* *italy*
* **bold**

## List

1. A
2. B
3. C

## Check

- [x] check
- [ ] no check

## Table

|1|2|
|:--|:--|
|a|b|

## Link

[link](https://ohina.work)

## CodeBlock
class HelloWorld {
	public static void main(String[] args) {
		System.out.println("Hello, world.");
	}
}


おわりに

この記事では、OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介しました。

この記事が、OneNoteを利用するエンジニアの役に立てば幸いです。

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