AZ-900対策「Azure データストレージ」

はじめに

本記事では、AZ-900「Azure Fundamentals」対策として、Microsoft Learnの内容を要約したものを記載する。

オンプレミスと比較した際のクラウドの利点

コスト効率

多大な初期投資は不要で、需要に応じて、スケールアップ、スケールダウンが可能。
需要が予測できない場合に適する。


高信頼性

バックアップ、負荷分散、ディザスター リカバリー、データレプリケーションなどが提供される。


ストレージの種類

複数の異なる種類のストレージサービスが提供されていて、用途に応じて、 利用することが可能。

制限事項

ストレージアカウントの最大容量は5Pib。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/scalability-targets-standard-account

各データストレージサービス

Azure SQL Database

Microsoft SQL Server データベースエンジンを使用したリレーショナルデータベース。

構造化データを格納する際に利用する。

Azure Cosmos DB

NoSQLの分散型データベースサービス。 JSONなどの半構造化データを格納する際に利用する。

Azure Blob Storage

オブジェクトストレージサービス。

非構造化データを格納する際に利用する。 大量のデータの保存に適している。

Azure Data Lake Storage

データの使用状況を分析し、レポートを作成できるストレージサービス。 Data Lake は、構造化データと非構造化データの両方を格納する

Azure Files

界標準のサーバー メッセージ ブロック (SMB) プロトコルを介してアクセスできる、ファイル共有サービス。

VMなどからファイル共有をマウントすることが可能。


Azure Queue Storage

アプリケーションから送信されたメッセージを格納するためのサービス。

Disk Storage

仮想マシンなどのシステムディスクや、データディスクに割り当てるストレージサービス


ストレージ層

Azure では、BLOBストレージ用に 3つのストレージ層が提供されている。

ホットストレージ層

頻繁にアクセスされるデータを格納するために最適化。

クールストレージ層

アクセスされる頻度は低いものの、30 日以上格納されるデータ用に最適化されてる。

アーカイブストレージ層

ほとんどアクセスされず、180 日以上格納され、待ち時間の要件が柔軟であるデータ用。


参考