Azure OpenAIでGPT-Image-1をPythonのopenaiライブラリから使用する方法まとめ【注意点・トークン消費検証】
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はじめに GPT-Image-1は、OpenAIが提供する最新の画像生成モデルです。
この記事では、PythonのopenaiライブラリからGPT-Image-1を使用するにあたって導入から実装、料金や注意点まで体系的に整理します。
GPT-Image-1の概要 GPT-Image-1は、テキストからの画像生成や既存画像の編集を行うことができる画像生成モデルです。
以下の2つの機能が提供されています。
Image Genaration (画像生成) Image Edit (画像編集) OpenAI公式: GPT-Image-1
Image Genaration (画像生成) 入力したテキストプロンプトを元に画像を生成するAPIです。
gpt-image-1ではストリーミングを設定することができ、ストリーミングを有効にすると生成途中の中間画像を生成させることができます。
中間画像
完成画像 Image Edit (画像編集) 既存の画像に対して、画像の編集し、新たな画像を生成することが可能です。
入力したプロンプトにもとづき画像を編集 (例:背景を赤色にして、人物画像を追加して) 複数の入力画像を合成して、新たな画像を生成 (例: 2つの画像を合成して) 入力画像とともにマスク画像を指定することで、マスク画像に表示されている画像のみを編集対象にできる (例: 背景は同じまま、男性の画像を女性に変更する) マスク画像は入力画像の一部を透過したもので透明になっている部分のみが編集対象 以下にImage Editでマスク画像を使って既存の画像を編集した例を示します。
元画像 マスク画像 編集画像 料金体系 Azure OpenAIでは以下の料金体系で提供されています。
GPT-5と比較すると入力テキストのトークンの料金も4倍に上がっています。
※GPT-Image-1 Globalの料金
モデル名 バージョン 提供状態 入力テキスト料金[$/1Mトークン] 入力画像[$/1Mトークン] 出力料金[$/1Mトークン] 備考 GPT-Image-1 gpt-image-1 GA 5 10 40 GPT-5 gpt-5-2025-08-07 GA 1.