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本当にあったSierの話「中小企業ではスキルアップができない理由」

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はじめに 「なぜ中小企業ではスキルが伸びないのか」—— 転職や異動を経験した人なら、この疑問を感じたことがあるかもしれません。 大企業と比べて研修制度が整っていない、という指摘はよくあります。しかしそれだけではなく、組織文化や個人の習慣レベルに深い根本原因が存在します。 表面的な「研修がない」「予算がない」という理由の背後には、目標設定能力の欠如、学習に対する姿勢の問題、そして日常的な生活習慣まで、複合的な要因が絡み合っています。これらは一朝一夕には解決できず、組織全体の文化として根付いているケースがほとんどです。 本記事では、実際の現場で起きた事例をもとに、中小企業でスキルアップが進まない5つの理由を解説します。 本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。 1. 論理的思考力が弱く、目標設定と達成プロセスが機能しない 事例 これは、社員数300名規模のIT系中小企業での事例です。 ある年、社内で目標設定の手法として有名な「マンダラチャート」を用いて、チーム目標を立てる試みが始まりました。 マンダラチャートは大谷翔平選手が目標設定に用いたメソッドとして有名になった手法で、用紙を9つのマスに分け、マスの中心に書いた目標から具体的なアクションを展開していくものです。 しかし、いざ実践してみると問題が次々と浮き彫りになりました。 メンバーの論理的思考力や語彙力が不足しており、「スキルを上げる」「もっと頑張る」といった抽象的な表現しか出てこず、測定可能な具体的な目標を定義できませんでした。 具体的な目標設定が定まっていないにも関わらず、なぜか抽象的な目標設定のまま、打ち合わせが終了となり、その後も、 誰が何を担当するか どの周期で振り返りをするか 進捗が遅れたときの修正方法 といった基本的な仕組みを決めないまま、計画が進み、その結果、 そもそもPDCAのPlanすらちゃんと立てられない 目標の進捗確認が誰にも行われない 目標を立てただけで終わり、四半期後には誰も覚えていない という状態になり、スキル向上には全くつながらなかったようです。 理由 目標を立てる能力が弱い組織では、スキル向上の仕組みそのものが成立しません。 論理的思考力がなければ「何を・いつまでに・どうやって」という構造で考えられないため、計画は絵に描いた餅になります。 また、目標設定は一種のスキルです。 このスキル自体を学ぼうとしない組織では限り、毎回同じ失敗が繰り返されます。 2. 目標設定に異常な時間がかかる 事例 これは、設立30年以上の中小SIerでの事例です。 長年にわたって目標管理の仕組みがなく、初めて社員の目標設定を導入することになりました。 経営層の意気込みのもと、全社員が個人目標を立てて管理職と合意するプロセスが設計されました。 しかし蓋を開けると、想定外の問題が次々と発生しました。 まず、役員が期待するレベルと部下が設定している目標の内容に大きなギャップがあり、 何度もレビューをしましたが、全く話がかみ合いませんでした。 さらに、 目標の定義が共有されていない(「目標」と「行動計画」の区別がない) 評価基準が不明確なため、何を書けば良いか誰もわからない 上司も部下に適切なフィードバックができない といった問題が重なり、目標のすり合わせが何度もやり直されました。 結果として、 目標設定だけで3ヶ月以上かかり、四半期の約1/4を目標設定の議論だけで消費し、実際に業務改善に使える時間がほとんど残らなかった という非効率な状態になりました。 また、期末に採算レビューを行っても、何が問題でどこを改善すべきかを社員が理解していないため、多くの社員が目標未達となりました。 次の期になっても同じプロセスが繰り返され、改善の兆しは見えませんでした。 理由 組織として「目標を作る技術」すら持っていないのです。 目標設定のノウハウが蓄積されていない組織では、毎回ゼロから議論が始まり、肝心な実行期間が削られます。 スキルアップどころか、目標管理のプロセス自体が膨大な学習コストを組織から奪っています。 加えて、「目標設定に時間がかかる」こと自体が問題視されないことも大きな課題です。 本来であれば「なぜ3ヶ月もかかったのか」を振り返り、プロセスを改善すべきですが、「時間をかけた=真剣に取り組んだ」という誤った達成感で終わってしまうケースが多いです。 3. 自分本位の考えを重視し、教科書通りの学習をしない 事例 これは、勤怠パッケージソフトを自社開発している中小企業での事例です。 社内の勉強会の一環で、勤怠パッケージソフトのUIデザインの改善を題材として、 デザインについて学習しようという意見が上がりました。 デザイン設計時には以下のようなプロセスを踏む必要がありうます。

本当にあったSierの話「エンジニアの世間評価編」

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はじめに 社会人になれば、誰もが知識面でも精神面でも自立した大人になっているというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか? しかし現実には、知識や精神が未成熟な方も少なくなく、先輩や上司が必ずしも頼りになる大人とは限りません。 立場が上だからといって、常に正しいわけではないのです。むしろ、周囲の意見に流されず、自分のキャリアを主体的に考える姿勢こそが重要になります。 本記事が、盲目的に周りの意見を受け入れるのではなく、自分のキャリアを自分自身で判断するきっかけになれば幸いです。 本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。 エンジニアは「変わった人」と思われるケースが多い ハッカソンで出会った独特過ぎる発想 これは、生成AIを活用したバイブコーディングのハッカソンに参加した際の話です。 あるミドルエイジのエンジニアの方が、ハッカソンで提案するアプリについてこう話していました。 ミドルエンジニア🤪:「汚物を投げるアプリを作ろう💩」 思わず耳を疑うアイデアでした。 もちろんハッカソンでは、実用性よりも発想の面白さを重視したネタアプリが数多く生まれます。 とはいえ、そのアイデアは私にとってかなり常識離れしたものに感じられました。 周囲も苦笑いしていましたが、本人はまったく気にする様子がありません。 ミドルエンジニア😏:「面白いでしょ?」 むしろ自信満々に語っていたのが印象的でした。 エンジニアには、既成概念にとらわれず自由な発想をする人が少なくありません。 その創造性が革新的な技術を生み出す一方で、時には周囲から「変わった人」と見られてしまうこともあるようです。 異業種から見たエンジニアの印象 これは異業種交流会での話です。 交流会に参加していると、エンジニアに対する印象について話題になることがあります。 その際、営業職や事務職の方から次のような意見を聞くことがありました。 営業職の方😕:「エンジニアは少し話しかけづらいイメージがありますね」 事務職の方😣:「個性的な人が多い印象なので、最初は少し緊張します」 もちろん、これは一部の方の感想に過ぎません。 しかし、技術職に対して似たようなイメージを持つ人が一定数いることは肌で感じました。 ある交流会で、私が参加者と普通に会話をしていたときのことです。 相手からこんなことを言われました。 交流会の相手😲:「あなた、エンジニアなんですか? エンジニアの割に話しやすいですね」 相手に悪気はなかったのでしょう。 しかし、この言葉からは「エンジニアはコミュニケーションが苦手」という先入観がうかがえます。 実際、技術的な話に熱中し過ぎたり、自分の専門分野の話ばかりしてしまったりするエンジニアは存在します。 私自身、そうした場面を目にしたことがあります。 ただし、それはエンジニア全体に当てはまる話ではありません。 コミュニケーション能力が高く、相手の立場に合わせて分かりやすく説明できるエンジニアも数多くいます。 それでも、一部の印象的な言動が目立つことで、「エンジニアは変わった人が多い」というイメージが生まれているのかもしれません。 まとめ 社会人だからといって、全員が自立した大人というわけではありません。 先輩や上司をリスペクトすることは重要ですが、妄信するのは危険です。 先輩や上司の良いところは取り入れ、悪いところは反面教師として捉え、自立した社会人を目指しましょう。 本サイトへのご意見、お問い合わせなどありましたらこちらからご連絡下さい。 お問合せフォーム 関連記事 地方エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

本当にあったSierの話「エンジニアの知識レベル編」

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はじめに 社会人になれば、皆が知識も精神も自立した大人になっているというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか? しかし、現実には、知識も精神も未成熟な方もいて、先輩や上司が皆、頼りになる大人とは限りません。 立場が上だからといって、常に正しいわけではないのです。むしろ、周囲の意見に流されず、自分のキャリアを主体的に考える姿勢が重要です。 本記事が、盲目的に周りの人の意見を受け入れるのではなく、自分のキャリアを自分で判断するきっかけになれば幸いです。 本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。 意外と無知な人が多い Operatorの意味を知らないDevOpsエンジニア これは、DevOpsの導入支援を行っていたプロジェクトでの出来事です。 上司🤔:「運用者って英語で何て言うの?」 部下😐:「operatorです。」 上司😤:「なんか違うなー。actorにしよう!!」 部下😐:「????」 業界では一般的な英単語であるにもかかわらず、その意味を理解していない人がプロジェクトをマネジメントしているケースは少なくありません。 今回のケースでは、DevOpsプロジェクトに参画しているにもかかわらず、「Operator」という言葉の意味を理解していませんでした。 さらに厄介なのは、正しい表現を提示しても同じ間違いが繰り返されることです。 脳の仕組み的に、本人の中では独自の定義や解釈が形成してしまう方がいて、世の中で一般的に使われている意味とのズレを認識できていないケースがあるのです。 誰でも最初は知らないことがありますし、無知であること自体は何も問題ではありません。 しかし、自分の認識がずれている可能性に気付けなければ、学習や修正の機会を失ってしまいます。 実際に社会人として働いていると、「知らない人」よりも「間違って理解していることに気付いていない人」に遭遇することがあります。本人の中では筋が通っているため、自分が間違っているという感覚がありません。 そのため、正しい情報を示されても自分の解釈を優先してしまい、結果として同じ間違いを繰り返してしまうのです。 そして、そのような人が意思決定を行う立場にいると、プロジェクト全体が誤った方向に進んでしまうこともあります。 ピントがずれた指摘が多いレビュアー これは、あるシステムに関する社内向けスライド資料のレビューで起きた出来事です。 上司😤:「スライドタイトルの製品名に『TM』が付いていないじゃないか。ちゃんと表記しなさい。」 部下😐:「????」 TMは「Trade Mark」の略で、商標であることを示すための記号です。 しかし、ロゴを正式なブランド表記として利用しているわけでもなく、社内向けの説明資料において単純に製品名に言及するだけであれば、TM表記が必須となるケースはほとんどありません。 もちろん、表記ルールを確認すること自体は大切です。 しかし実際のレビューでは、本質的な内容よりも些末な部分にばかり注目し、ピントがずれた指摘が繰り返されることがあります。 悪意があるわけではないだと思いますが、意味の薄い指摘への対応に時間を取られることで、本来議論すべき内容が後回しになってしまうケースは少なくありません。 関連記事 地方エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

本当にあったSierの話「エンジニアの金銭感覚編」

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はじめに 社会人になれば、皆が知識も精神も自立した大人になっているというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか? しかし、現実には、知識も精神も未成熟な方もいて、先輩や上司が皆、頼りになる大人とは限りません。 立場が上だからといって、常に正しいわけではないのです。むしろ、周囲の意見に流されず、自分のキャリアを主体的に考える姿勢が重要です。 本記事が、盲目的に周りの人の意見を受け入れるのではなく、自分のキャリアを自分で判断するきっかけになれば幸いです。 本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。 金銭感覚が疎い人が多い 借金を自慢するピエロエンジニア これはある40代のエンジニアの方の友人との金銭トラブルの話です。 ご本人はコミュニティと称して、ジモティーでカフェ会などを開いているそうです。 その方はカフェ会で以下のような発言をしたそうです。 40代エンジニアさん😎:「友人が困っているから20万円貸したけど返ってこなかったことあるよ(キリッ)」 エンジニアA😳:「えっ、20万円も!?」 40代エンジニアさん😏:「自己投資(人生経験)だったと思ってるよ(ドヤ~)」 エンジニアA😳:「….(何で自信満々なんだ。。。)」 大金を人に貸すのはよくない、お金を返さないような人は友人ではない、小学生でも分かることですよね。 小学生でも知っていることを理解したことを自慢話のように語っているのです。 そのエンジニアの方はコミュニティと称してやっていることもハッカソンやアイデアソンなどではなく、 小規模なカフェ会やボードゲーム会で学生さんでもできるような大したことではなく、年齢に相応しい行動とは思えないですが、主催して人を集めている自分に酔ってしまい、客観的な分析ができなくなっているようです。 周囲からも自己分析ができないピエロエンジニアとして疎まれているみたいです。 SNSでのビジネスロマンス詐欺被害 これはあるベテランエンジニアがSNSを通じて知り合った外国企業に金を騙し取られた話です。 「取引相手」と思っていた相手は、実は詐欺グループでした。 最初は数千円。その後、何度か追加投資を促され、最終的には50万円を失ったそうです。 驚くべきは、そのことを話したときの彼の態度です。 エンジニアA😳:「えっ、50万円も!?」 ベテランエンジニア😳:「まあ、勉強代みたいなもんだから。」 エンジニアA😳:「変だと思わなかったんですか?」 ベテランエンジニア😳:「外国との取引なので、そういうものかと思ってた。」 エンジニアA😳:「….(リアクション薄いな。。。)」 50万円という大金を失ったにもかかわらず、怒ることも悔やむこともなく、「勉強代」という言葉で片付けているのです。 一人暮らしでお金を必要としない生活を続けていて、金銭感覚がずれてしまった例の一つと言えるかもしれません。 青色申告を使わないエンジニアが意外と多い これは副業やフリーランスで働くエンジニアの確定申告の話です。 知人のエンジニア🙄:「白色申告でいいよ、青色申告は面倒くさいから」 そう言って、経費がまったく計上できない白色申告を選ぶエンジニアって意外と多いんです。 青色申告を使うだけで、数十万円単位で損をしているのです。 関連記事 地方エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

入社後に生命保険の営業レディが来る理由と保険契約の判断ポイント

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はじめに 新入社員として入社すると、しばらく経った頃に「生命保険の営業レディ」が職場に訪問してくることがあります。 「なぜ会社に保険の営業マンが来るのだろう?」「断っていいのか?」 と戸惑う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、なぜ生命保険の営業レディが入社直後の社員を狙って職場訪問してくるのか、その仕組みと背景を解説します。 また、勧められた保険に契約すべきかどうかの判断ポイントもお伝えします。 なぜ入社後に生命保険の営業レディが来るのか 会社と保険会社の「提携」関係 職場に保険営業が来ることができる背景には、会社と保険会社との間に何らかの提携や慣習的な関係があるケースが多いです。 具体的には以下のような仕組みがあります。 企業が保険会社に「団体扱い」の窓口として職場訪問を許可している 人事・総務担当者が保険会社の担当者を紹介するルートが存在する OB・OGや社員の紹介を通じて職場へアクセスしている 許可なく職場に入れるわけではなく、会社側が(明示的・暗示的に)営業活動を受け入れていることがほとんどです。 新入社員は「最良のターゲット」 生命保険の営業において、新入社員は非常に重要なターゲット層です。 その理由は以下のとおりです。 理由 詳細 安定した収入 就職により定期的な収入が生じる 保険の知識が少ない 保険の仕組みを理解していないため、説明に反論しにくい 将来への不安がある 「将来のため」という説明が刺さりやすい 断りにくい立場 職場を通じた訪問で、断ると気まずいと感じてしまう 長期契約が見込める 若いうちに契約すると保険料が安く、長期間の顧客になる 特に「保険の知識が少ない」「断りにくい」という心理的な要因が組み合わさることで、契約につながりやすい状況が生まれます。 「団体扱割引」というメリットの提示 保険会社側は「会社を通じた団体扱いにすると保険料が割引になる」というメリットを提示してきます。 これは事実ではありますが、割引があるからといって、その保険が自分に必要かどうかはまったく別の話です。 生命保険営業の仕組み 営業レディの収益構造 生命保険の営業担当者(特に個人営業)は、成果報酬型の収入体系であることが多いです。 契約を取れば高い歩合給を得られる 契約数が少ないと収入が大幅に下がる 継続して契約が維持されることでも報酬が発生する つまり、営業担当者は契約を取ることに強い経済的インセンティブがあるため、積極的に勧めてきます。 「いい人そうな担当者」にも注意 職場に来る営業担当者は、丁寧で親切な印象の方が多いです。 しかし、担当者の人柄の良さと、その保険商品があなたに適しているかどうかは別問題です。 「あの人が勧めてくれたから」という理由だけで契約するのは避けましょう。

SNS投稿が多い企業への注意喚起 〜華やかさの裏側にある実態〜

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はじめに 企業のホームページやSNSを見ると、社員が楽しそうに働いている写真や、活発な社内イベントの様子が発信されていることがあります。 一見すると「雰囲気が良さそうな会社だな」と感じますが、その裏側には注意すべき実態が潜んでいることがあります。 この記事では、SNS・HP投稿が多い企業の実態と、就職・転職活動時に注意すべきポイントをお伝えします。 中小企業のSNS運用の実態 SNS・HP運用は社員が担当していることが多い 大企業であれば、専任の広報・マーケティング担当やSNS運用代行会社に委託するケースが一般的です。 しかし中小企業では、コスト削減の観点から、社員がHP更新やSNS投稿を兼務しているケースが多いようです。 また、SNS運用を担当させられるのは、新入社員や若手社員であるケースが多いと言われています。 「若い人はSNSに慣れているから」という理由で新人に任される 上司が内容を決め、新人が実作業だけを担当させられる 本来の業務に加えて、SNS投稿も求められる 場合によっては業務時間外の作業になることも SNS投稿は「ついでにできる作業」と見なされやすく、業務時間外や休日に投稿を求められるケースもあるようです。 例えば、社員旅行や社内イベントの様子をリアルタイムで発信するために、休日にもスマートフォンで撮影・投稿を強いられることがあります。 キャリアとしての「社内SNS運用」の評価 SNS運用代行の仕事につながるか? 「SNSを運用した経験がある」と言っても、中小企業の社内SNS投稿のレベルでは、SNS運用代行などの専門職に転職する際の実績としては評価されにくい傾向があるようです。 SNS運用を本職とする仕事では、以下のようなスキルが求められます。 エンゲージメント率の分析・改善 ターゲット層に応じたコンテンツ戦略の立案 広告運用(SNS広告・リスティング広告) コンバージョン計測やKPI管理 社員旅行の写真を撮って投稿する、といった作業ではこれらのスキルはなかなか身につきにくいでしょう。 キャリアアップには基本的につながりにくく、庶務・雑務の一環として処理されることが多いようです。 SNS投稿が好きな人には向くが、キャリア面での旨みは少ない SNSへの投稿やコンテンツ作成が趣味・好きな方にとっては、苦にならない業務かもしれません。 しかし、キャリアを積む上では特に有利に働くとは言いにくく、本業の成果や技術スキルの方がはるかに重要と言えるでしょう。 SNS担当を押し付けられているだけの状態であれば、早めに上司や人事に業務範囲の見直しを相談することをおすすめします。 「仲の良さ」のアピールと実態のギャップ SNSで見る"楽しい職場"の表と裏 企業のSNSやHP採用ページを見ると、社員同士が笑顔で談笑している写真や、 「アットホームな職場です!」「社員の仲が良いのが自慢です!」といったアピールを見かけることがあります。 しかし、実態としては社員同士の関係がそこまで深くなく、つながりが薄いケースも少なくないようです。 撮影のために笑顔を作っているケースもある イベントの場では仲よく見えるが、日常業務ではそれほど関わりがない場合もある 仲が悪いわけではないが、「家族のように仲が良い」というほどでもないことも多い ※誤解のないように補足すると、「仲が悪い職場だ」と言いたいわけではありません。 あくまでも、SNS上の印象と実態にギャップがあるという点を注意喚起したいということです。 SNS発信が多い企業ほど注意が必要な理由 PRできるものがないからこそ、雰囲気を発信する 一般的に、給与水準が高く、待遇が良く、技術力も高い企業は、過剰なSNS発信をしなくても応募者が集まる傾向があると考えられます。 逆に言えば、給与や待遇面などで強みをPRしにくい企業ほど、職場の雰囲気や社員の仲の良さを過剰に発信することで、求職者へのアピールを補おうとしている可能性があります。 「SNSで楽しそうな発信をしている = 良い企業」とは一概には言えないでしょう。 注意すべき発信パターンの例 発信内容 背景にある可能性 社員の誕生日祝い・歓迎会の写真 給与・待遇でPRできるものがない バーベキューや社員旅行の写真 職場の人間関係が実は希薄 「アットホームな職場です!」 具体的なキャリアパスや待遇の情報がない 社員インタビューで仲の良さを強調 仕事内容や成長環境の魅力に乏しい 企業研究で確認すべきポイント SNS投稿の表面的な雰囲気に流されず、以下の観点から企業をしっかりと見極めることが重要です。

岡山のSier企業文化・イベントについて紹介

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はじめに 求人票や会社説明会では見えてこない、岡山の企業で実際に行われている社内イベントや文化について紹介します。 入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、事前に確認しておくべき項目を押さえておきましょう。 岡山の企業文化・イベントの実態 岡山の実際に企業で働かれている方に伺った話を元に、岡山の企業で導入されているイベントの一例や、企業の文化について紹介します。 始業前にラジオ体操がある 首都圏だともうあまり聞かなくなりましたが、従業員の健康を維持・増進を目的に就業前にラジオ体操を導入している企業も結構あります。 ラジオ体操が導入されていることにメリットを感じるかどうかは人によると思いますが、 就業時間外にラジオ体操を強要しているケースもあり、労働基準監督署から指導を受けた企業もあるようです。 始業前にラジオ体操などのイベントがないか確認した方がいいでしょう。 始業開始前に朝礼がある 始業開始前に毎朝社内で朝礼を実施している企業もあります。 朝礼では、社訓を読み上げたり、従業員によるショートスピーチをしたりします。 朝礼を導入している企業は、首都圏でもしばしば聞きますが、複数の従業員の時間を拘束してしまっていることから、 若い方のウケは悪いというのが実態です。 社内清掃業務がある 中小企業が多いので、清掃員を雇えない企業もあります。 清掃員がいない企業では、清掃は事務職、エンジニア問わず、全従業員で協力して実施しています。 会社によっては定時後の業務時間外や、休日に掃除をすることを強要され、サービス残業をすることになるケースもあるようです。 また、年末は従業員総出で本社の大掃除を行う企業が多々あり、こちらもサービス残業になるケースが多いようです。 本業以外の業務を長時間することにストレスを感じる方は、入社前に確認した方がいいでしょう。 新入社員歓迎会で一発芸を強制される 新入社員の歓迎会で新入社員の方に一発芸をすることを強制される企業もあるようです。 一発芸の目的は新入社員に会社に馴染んでもらうことだと思いますが、そういったことをすることにストレスを感じる方もいらっしゃると思います。 また、一発芸も事前に実施する内容について、旧人からレビューや手直しの指示があり、意外とプライベートの時間が取られて、面倒なようです。 新人歓迎会など飲み会の場で、一発芸などのイベントがあるかさり気なく聞いてみるといいかもしれません。 社員旅行が強制される 会社によっては、社員旅行への参加を義務付けることが就業規則に記載されており、参加を強制されるケースがあるようです。 また、顧客への旅行のお土産の購入を自費で払わされるケースもあるようです。 休日に社内のレクリエーションのイベントがある 休日にサークル活動などを通したレクリエーションを導入している企業もあります。 例として、岡山で有名なうらじゃ祭り(夏祭り)の盆踊りに会社として参加している企業などがあります。 ただ、サークル活動への参加が強要され、衣装などの活動費も自費で支払いを強要されるケースもあるようです。 まとめ 岡山のSierでは、首都圏では見られなくなったような慣習が残っているケースがあります。 面接・企業訪問時に以下の点を確認しておくことをおすすめします。 始業前のラジオ体操・朝礼の有無と、それが就業時間内かどうか 清掃・勉強会などが業務時間外かどうか 社員旅行・レクリエーションへの参加義務と費用負担 関連記事もあわせてご覧ください。 岡山でのシステムエンジニア就職・転職ガイド2026 本サイトへのご意見、お問い合わせなどありましたらこちらからご連絡下さい。 お問合せフォーム

みなし残業とは?「みなし残業あり」の企業をおすすめしない理由

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はじめに 皆さんは、みなし残業という言葉を聞いたことがある方はいますでしょうか? 中小Sierに入社した若手方の中に、 「残業したのに給料が増えていない」 「働いた分が給与に反映されていない気がする」 と落胆されている方がいらっしゃいました。 原因の多くは、みなし残業制度に対する理解不足です。 制度を十分に理解しないまま入社すると、多大な損失を被ることになります。 この記事では、みなし残業の問題点について、紹介します。 そもそもSIerとは SIerとは、企業向けシステムの設計・開発・保守を担う会社のことです。 主な特徴として、以下が挙げられます。 納期が定められている 定型的な作業ではないため、作業見積が困難、遅延が発生しがちミスミス 多数のステークホルダーが関与するため、仕様変更や認識相違などコミュニケーションの問題で遅延が発生するリスクがある こうした特性から、残業が発生しやすい業界構造になっています。 SIerの平均残業時間 一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)が発行している「基本統計2024・概要編」によると、ITエンジニアの年間所定外労働時間は221時間と報告されています。 これを月平均に換算すると、月あたり約18時間(221時間 ÷ 12ヶ月) となります。 指標 数値 年間所定外労働時間 221時間 月平均換算 約18時間 出典:JISA 基本統計2024・概要編 エンジニアの労働時間に関する統計は多数ありますが、少なくとも月平均20時間前後は残業時間をしているという統計結果になっていることが多いという印象です。 Sierは統計結果からみても、「残業」発生しやすい業界といえます。 みなし残業とは みなし残業(固定残業代)とは、以下のような制度です。 毎月○時間分の残業代をあらかじめ固定で支給する 例:「20時間分込み」の場合 残業していなくても、20時間分が残業してとみなしてが毎月支給される 40時間の残業しても、超過分の20時間分しか支給されない 一見すると合理的な制度に見えますが、ここで問題が生じます。 みなし残業の問題点 基本給が実態より高く見えやすい 「年収○万円」という提示に、みなし残業の固定残業代が含まれているケースがあります。 固定残業代を除いた実質的な基本給でみると、他の企業より給与が低い場合があります。 入社前に必ず基本給の内訳を確認することが重要です。 残業しても給与が増えにくい 残業しても、みなし残業に設定されている固定時間(例:20時間)以内だと、残業代が発生しないので、どれだけ多く働いても給料は変わりません。

Remogu(リモグ)エージェントの問題点と利用時の注意事項

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はじめに フリーランスエージェントを選ぶ際、企業の信頼性やセキュリティ体制は最も重要な判断基準の一つです。 この記事では、Remogu(リモグ)エージェントで報告されている複数の問題点について情報をまとめています。 フリーランスエージェント選定の参考として、慎重な判断をお勧めします。 Remogu(リモグ)とは Remogは、株式会社LASSICが運営するフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。 リモートワークを中心とした案件紹介を行っていますが、以下のような深刻な問題が報告されています。 報告されている主な問題点 1. 本人確認体制の欠如 問題の内容: エージェント側(Remogu運営企業)が契約しているエンジニアに対して公的身分証での本人確認を実施しておらず、顧客企業に対して素性不明の作業者を送り込んだ事例が報告されている 機密情報にアクセスする人物の特定・管理ができない状態だった リスク: 本来、企業の機密情報に触れるエンジニアは厳格な身元確認が必要です。 この体制の欠如は、情報漏洩リスクを大幅に高める重大な欠陥と言えます。 2. NDA(秘密保持契約)と実運用のギャップ 問題の内容: 正式な秘密保持契約(NDA)が締結されていた しかし、実務担当者の身元や行動が管理されていなかった 契約書上の責任体制と実際の運用に大きな乖離があった リスク: 契約だけで安心できず、実際の運用体制が伴っていないという点で、企業としての信頼性に疑問が残ります。 3. 情報漏洩発生と対応の不透明性 問題の内容: 顧客企業のソースコードが無断でGitHub上に公開されるという重大な情報漏洩事件が発生 Remogu運営側はコード削除の証拠等を提供しなかった 発生後の状況説明や進捗連絡がほぼ途絶える 顧客側からの問い合わせにも十分な回答が返ってこない リスク: 情報漏洩は最も避けるべき事態ですが、さらに深刻なのは事後対応の不透明さです。 顧客企業の不安や損害を軽視した対応は、エージェントとして致命的な問題と言えます。 4. 誠実性・対応姿勢の欠如 問題の内容: 初期は「補填する」と申し出ていたが、後に撤回 逆に弁護士を通じて被害企業に支払いを求める訴訟を開始 言行不一致の対応で顧客の不信感を増大させた リスク: 被害企業に対して訴訟を起こすという対応は、企業倫理として大きな問題です。 トラブル時の対応姿勢から、長期的な信頼関係を構築できるエージェントとは言い難い状況です。 5. 経営トップ・ガバナンスの問題 問題の内容: トップ自身の対応が遅い 説明責任を果たしていないとの指摘 コンプライアンス体制を標榜しながら、実際の運用が伴っていない リスク: 経営層のガバナンスに問題がある場合、再発防止策の実効性にも疑問が残ります。 6. 過度の営業DM・顧客対応の不満 問題の内容: 情報漏洩事件の後も、Remogu/LASSICからの営業DMが継続 顧客側で不満が広がっているとの報告 リスク: 深刻な問題が発生した後も営業活動を続ける姿勢は、顧客の心情への配慮が欠けていると言えます。

SESにおける単価とは? 会社が教えない理由について解説

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はじめに ITエンジニアを目指す人の多くが、一度は「SES」という言葉を耳にするでしょう。 多くのIT企業が採用する働き方で、未経験から実務経験を積む入口になるケースも少なくありません。 しかし、SESには、エンジニアが自分の市場価値を把握しにくい構造的な課題があります。 その中心となるのが 「単価」 と 「多重請負」 です。 なぜ企業はエンジニアに自分の「単価」を伝えたがらないのか? この記事では、その仕組みと背景を、これからエンジニアを目指す方に向けて解説します。 SESとは? SES(System Engineering Service)とは、 「システム開発や保守・運用といった業務に対して、エンジニアの作業を提供する契約形態」です。 契約は準委任契約(成果物ではなく作業に責任が発生) 顧客先のオフィスに常駐して仕事を行うケースが多い 月の労働時間の合計が140~180時間の間になるように働くという契約になっていることが多い つまり、 エンジニアを“期間限定でレンタルする”ようなイメージに近い仕組みです。 企業は自社に不足している技術力を補うために、SES企業からエンジニアを借りて、自社の業務を代行してもらうわけです。 形式上は社員が指揮命令を受けない前提の契約ですが、現場では“派遣労働に近い状態”になります。 エンジニアの値段、「単価」の仕組み 単価とは、 SES契約をしたクライアント企業が、あなたの所属会社へ毎月支払う金額のこと を指します。 例えば、あるA社のSEがクライアントB社のプロジェクトに参加している場合、SEの単価が50万円であれば、B社はA社に単価を支払う必要があります。 単価はSEの技術レベルや経験年数などによって上がる、いわば自身の市場価値となります。 ここで多くのエンジニアが疑問に思うのが、 「自分の価値は50万円なのに、なぜ自分の給料は50万円より低いの?」 という点です。 この差額はどうなるのか? 会社に入る単価50万円から、以下が差し引かれます: 会社負担の社会保険料 交通費 営業担当の人件費 会社のオフィス維持費 その他の固定費 残った金額が会社の利益(粗利)となります。 企業が単価を教えたがらない理由 最大の理由は、 利益の内訳を不透明にしておきたいから です。 単価を知られると: 給与交渉の材料にされる 自分の市場価値を理解され、他社に流れやすくなる 「会社がどれだけ抜いているか」を知り不満が増える といったリスクが生じるため、隠したがる企業が多いのです。 多重請負構造——単価が削られていく仕組み IT業界では、 大手SIerを頂点とする ピラミッド構造の多重請負 が一般的です。