本当にあった?エンジニアの怖い話「Gitを意地でも使わないプロジェクト」

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はじめに バージョン管理システムのGitは、今や多くの開発現場で当たり前に使われている技術です。 しかし、Gitが導入され、メンバー全員が使えるにもかかわらず、なぜか誰も使おうとしないという不思議な現場も存在します。 この記事では、国内屈指の大手企業のプロジェクトで実際に起きた、Gitを意地でも使わない現場の実話を紹介します。 本記事は、個人や企業を誹謗中傷することを目的としたものではなく、以下を目的としています。 企業からは都合の良い情報しか発信されないことが多いため、求職者が一方的な情報に惑わされないようバランスを取る 仕事の中で起こりうる想定外な出来事や、理不尽な出来事をあらかじめ知り、対処や心構えの一助としていただく 業界に対して不満はあるが、立場上声を上げにくい現場の方々に代わって、内情を吐露することでガス抜きの場とする 実体験をもとに、なかなか表に出てこない業界の実情をお伝えし、学生やエンジニア、マネージャーの皆様の今後のキャリア選択に役立てていただければ幸いです。 Gitを意地でも使わないプロジェクト これは、国内屈指の大手企業が発注するシステム開発プロジェクトでの出来事。 このプロジェクトでは、Gitがすでに導入されており、メンバーも一通りコマンドを扱える状態だった。 つまり技術的な障害は何もない。それでも、なぜかチームの誰もGitを積極的に使おうとしなかった。 あるとき、新しく参画したエンジニアCが、レビューの進め方について尋ねた。 紙でのソースコードレビュー エンジニアC 🙂 「プルリクエストって、どうやって出せばいいですか?」 ベテランエンジニアD 😐 「プルリクエスト? うちはそういうのやってないよ。」 聞けば、このプロジェクトのコードレビューは、WinMergeで差分を取り、その画面をExcelに貼り付けて印刷し、紙で行うのが慣例だという。 エンジニアC 😳 「え、印刷して紙でレビューするんですか……?」 ベテランエンジニアD 😑 「その方が見やすいでしょ!!」 半信半疑のまま、エンジニアCは初めて紙でのレビューを受けることになった。 WinMergeの差分画面をExcelに貼り付けて印刷したものをベテランエンジニアDに提出し、確認を待つ。 数分後、ベテランエンジニアDが眉間にしわを寄せながら紙を持ってやってきた。 ベテランエンジニアD 😠 「ちょっと、これ変更したところの色が分かりづらいよ」 エンジニアC 😕 「え、色、ですか……?」 ベテランエンジニアD 😡 「見づらいだろ! 」 エンジニアC 😥 (Gitがあるのに、なぜ紙の色使いで怒られているんだろう……) 結局、エンジニアCはその場で色設定を変更し、WinMergeの差分をあらためて印刷し直すことになった。 ブランチ一本化戦略 さらに話を聞くと、開発は複数人が並行して進めているにもかかわらず、ブランチはほとんど使われていないという。 エンジニアC 🤔 「複数の機能が開発同時進行してるから、ブランチ切った方がいいんじゃないですか?」 ベテランエンジニアD 😠 「ブランチが複数あると煩雑になるから、うちは一本化でいくことにしてるんだ。」 一本化とは、つまり全員がひとつのブランチに直接手を加えるという運用のことだった。 エンジニアC 😨 (それ、実際の開発が並列で進んでいるんだから、ソース管理するの放棄して、現実逃避しているだけでは…) 案の定、コンフリクトは発生したが、他のメンバーが加えた改修を、上書きしてしまってもベテランエンジニアDは悪びれる様子はなかった。

社会人になってからやるべき収入アップ施策、資産管理のすすめ

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はじめに 収入アップというと、転職や副業のような大きな決断を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 しかし、実際には日々の生活の中でできる小さな施策を積み重ねるだけでも、年間で数万円単位の差が生まれることがあります。 仕事や技術のスキルアップに時間や意識を割くことはもちろん大切ですが、そればかりに偏ってしまうと私生活がおろそかになりがちです。 今回は、社会人になったらまず押さえておきたい「セルフバック」「口座連携」「ポイ活」といった、リスクが低く始めやすい収入アップ施策を紹介します。仕事や技術のことだけでなく、日々の暮らしにもしっかり目を向けるきっかけになれば幸いです。 A8.netのセルフバックを活用する A8.netはアフィリエイトサービスとして有名ですが、実は「セルフバック(自己アフィリエイト)」という仕組みを使うことで、ブログを持っていない人でも報酬を得ることができます。 セルフバックとは、A8.netに掲載されている広告案件を自分自身で申し込むことで、成果報酬を受け取れる仕組みです。 クレジットカードの新規発行 証券口座・銀行口座の開設 資料請求や無料会員登録 といった案件が多数用意されており、案件によっては数千円〜数万円の報酬が得られるものもあります。 どうせ口座開設やカード発行をするなら、セルフバック経由で申し込むだけで報酬がもらえるため、使わない手はありません。 A8.net ITreviewでレビュー投稿してAmazonギフト券をもらう ITreviewは、業務で利用しているITツール・SaaS製品のレビューを投稿できるサービスです。 エンジニアであれば、開発ツールやクラウドサービスなど、日常的に使っている製品を1つは持っているはずです。 ITreviewでは、条件を満たす製品レビューを投稿すると、謝礼としてAmazonギフト券がもらえるキャンペーンが用意されています。 普段使っているツールの感想を書くだけで謝礼がもらえるため、レビュー執筆に慣れているエンジニアにとっては相性の良い施策です。 キャンペーン内容や対象製品は時期によって変わるため、投稿前に公式サイトで最新の条件を確認しておきましょう。 ITreview Zaim・マネーフォワードで口座を一元管理する 収入を増やすことと同じくらい大切なのが、支出を把握して無駄をなくすことです。 Zaimやマネーフォワード クラウドといった家計簿アプリを使うと、銀行口座・クレジットカード・電子マネーなどをまとめて連携し、収支を自動で可視化できます。 どの支払い方法にいくら使っているかが一目でわかる サブスクリプションの払い忘れ・重複契約に気づきやすい 資産全体の推移をグラフで確認できる 手動での家計簿管理は続かない人が多いですが、口座連携型のアプリであれば入力の手間がほとんどなく、自然と支出管理が習慣化しやすいのがメリットです。 Zaim マネーフォワード クレジットカードを連携してポイント還元を最大化する 家計簿アプリとの連携に加えて、クレジットカード自体の使い方を見直すことも収入アップにつながります。 メインカードを1〜2枚に絞り、ポイント還元率の高いカードに支払いを集中させる 電気・ガス・通信費などの固定費をカード払いに統一する 貯まったポイントは現金やギフト券、投資信託の購入に充当する いわゆる「ポイ活」ですが、固定費の支払いをまとめるだけでも年間で数千〜数万円相当のポイントが貯まることがあります。 家計簿アプリで連携状況を確認しながら、無理のない範囲でカードを最適化していくとよいでしょう。 おわりに セルフバック、ITreviewでのレビュー謝礼、家計簿アプリでの口座連携、クレジットカードのポイ活――どれも大きなリスクを取らずに始められる収入アップ施策です。 一つひとつの効果は小さく見えても、継続して積み重ねることで着実に家計にプラスの影響を与えてくれます。 まずは、今使っている口座やカードを家計簿アプリに連携するところから始めてみてはいかがでしょうか。 関連記事 本当にあった?エンジニアの怖い話「フリーランスエンジニアの確定申告事情」

会社員エンジニア vs フリーランスエンジニア、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較

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はじめに エンジニアのキャリアを考えるうえで、「会社員として働き続けるか」「フリーランスとして独立するか」は多くの人が一度は悩む選択肢ではないでしょうか。 会社員には安定した収入や組織の後ろ盾がある一方、フリーランスには自由度の高さや収入アップの可能性があります。 しかし、それぞれにデメリットも存在し、「どちらが正解」とは一概に言えません。 日本企業の大半は中小企業であり、地方在住のエンジニアであればなおさら勤務先が中小企業であるケースが多いのではないでしょうか。 この記事では、中小Sierに勤める会社員エンジニアを前提に、フリーランスエンジニアとのメリット・デメリットをテーマ別に対比しながら、それぞれの働き方に向いている人の特徴を客観的に整理します。 なお、以下はあくまで一般論です。 待遇や制度は勤めている会社によって大きく異なるため、実際の判断材料にする際はご自身の会社の実情と照らし合わせてください。 収入面での比較 会社員:安定はしているが低収入 会社員は月々決まった給与が支払われるため、収入の見通しが立てやすいのが最大の強みです。 中小企業であっても、業績が安定していれば毎月の給与という形で最低限の生活水準は保証されます。 ただし、若いうちは給料が低く抑えられがちです。 その代わり、退職金制度がある会社も多く、長く勤めた場合に将来まとまった金額を受け取れる可能性があります。 さらに社会保険料を会社が半分負担してくれるため、フリーランスに比べて手取りに対する実質的な負担が軽くなっている点も会社員のメリットです。 フリーランス:高収入だが不安定 フリーランスは案件単価や契約数に応じて収入が決まるため、スキルや営業力次第で会社員時代を大きく上回る収入を得ることも可能です。 その反面、案件が途切れれば収入はゼロになり、病気やケガで働けなくなった場合のリスクもすべて自己負担になります。 また、単価も50歳を節目に、年齢が上がると下がる傾向があります。 社会保険料や税金の申告も自分で行う必要があり、収入の波を前提とした資金管理が求められます。 スキル面の比較 会社員:技術力は身に着けづらいが、管理職のポジションには付きやすい 会社員は所属する会社が受注した案件にアサインされる立場のため、希望しない案件やプロジェクトに配属されても、基本的には拒否できません。 いわゆる「案件ガチャ」に外れても、退職・異動願いといった手段以外でその状況から抜け出すのは難しいのが実情です。 特定の顧客・システムの保守だけを長年任され続けると、技術が特定の環境に閉じてしまい市場価値が育ちにくいというデメリットもあります。 マニュアル化された作業や属人化した古いシステムの保守を長年続けることで、転職市場で通用しないスキルセットのまま年齢だけを重ねてしまうケースも少なくありません。 社内の諸雑務など本業以外の業務をこなす必要がある点もネックとなります。 ただし、基本的には年功序列の企業が多いため、何もしなくても管理職のポジションにつけるといっても過言ではないです。 そのため、会社員のPMの方の中にはITリテラシーが低い方もいます。 本当にあった?エンジニアの怖い話「Operatorの意味を知らないDevOpsエンジニア」 本当にあった?エンジニアの怖い話「語彙力なさすぎPM」 フリーランス:自分が好きなスキルを伸ばすことができるが、管理職のポジションには付きづらい フリーランスは契約する案件を自分で選ぶことができ、条件が合わなければ契約更新をしない、あるいは早期に契約終了を申し出るという選択肢があります。 「合わない現場からは離れられる」 という自由度は、会社員にはない大きなメリットです。 ただし、フリーランスでマネジメントのポジションにつくには、メンバーからの質問に対してある程度即答できるレベルのアプリ、インフラ、業務要件に関する幅広い知識が求められるため、管理職のポジションにつくのは難しいとされます。 マネジメント未経験で管理職につく場合、はじめは低単価で契約するところから進める必要があります。 フリーランスは案件を獲得し続けるために、常に市場価値のあるスキルを維持・向上させる必要があります。 技術トレンドの変化に対応できなければ、案件単価の下落や契約打ち切りに直結するため、学習を怠るという選択肢がありません。 この「学び続けなければならない」というプレッシャーは、成長意欲のある人には追い風になりますが、負担に感じる人にとっては大きなストレス要因にもなります。 モチベーションの比較 会社員:組織が目標を用意してくれる 大企業ほど整った評価制度ではなくとも、中小企業には昇進・昇格や役職といった目標が一応は用意されており、目標が外から与えられるため自分自身でモチベーションを設計する必要性が比較的低いのが特徴です。 また、会社を大きくするという共通の目的を持つ同僚と働いたり、飲み会などの社内イベントで共通の思い出を作ることで、会社の成長に直接貢献している実感を得やすいのは会社員ならではの魅力です。 ただし、会社の評価制度があいまいで納得感が得にくい場合や同僚のスキルやモチベーション、モラルが低かったりすると足の引っ張り合いになってしまうこともあり、やる気を保つ理由を自分で見つけにくくなることもあり、一長一短といえるでしょう。 フリーランス:自己管理力が問われる フリーランスには昇進や社内評価といった外部からの目標設定がないため、自分自身で働くモチベーションを設計する必要があります。 「何のために働くのか」「どこまで稼げば十分なのか」といった目標を自分で定義できないと、案件をこなすだけの単調な日々になり、モチベーションを見失いやすくなります。 自己管理能力の有無が、フリーランスとしての充実度を大きく左右します。 フリーランスは基本的に個人で案件を請け負うため、事業の規模はどうしても限定的になります。 「仲間と会社を大きくしていく」という種類の目標を持ちにくく、単価と稼働時間の掛け算で収入の天井が決まってしまう構造的な限界があります。 法人化して仲間を雇い、事業を拡大していく道もありますが、その場合はフリーランスというより経営者としての別のスキルセットが必要になります。 人間性の比較 会社員:モラル低下のリスク 会社員は原則として会社の指示に従う立場であるため、利益至上主義が行き過ぎている会社に入ってしまうと、不正なことに手を染めざるを得ない場面に直面するリスクがあります。 トップダウンで上からの指示に従うことに慣れてしまうと、指示された内容の是非を自分の頭で考える習慣が失われていき、いつの間にかモラルが低下してしまうという怖さもあります。 「上司の指示だから」「会社の方針だから」を思考停止の免罪符にしてしまうと、気づかぬうちに一線を越えてしまうことにもなりかねません。 本当にあった?エンジニアの怖い話「地方企業に発注をしてはいけない理由。ニアショアのリスク」 フリーランス:契約・保障面での自己責任リスク フリーランスは会社という後ろ盾がないため、契約トラブルや報酬未払いといったリスクもすべて自分で対処する必要があります。 誰かの指示に一方的に従い続けるという構造がないため、不正な指示に付き合わされて自分のモラルを損なうリスクは会社員に比べて低いといえます。 一方で、一匹オオカミ的なスタイルを続けることで、世間と感覚がずれてしまうケースもあります。

中小Sierあるある「社長の凄さが分からない」

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はじめに 中小SIerで働いていると、「うちの社長って本当に凄いのか?」と疑問に思う社員は少なくありません。 現場で技術力を発揮している先輩や上司と違い、社長の仕事ぶりは日常業務の中で見えにくく、その凄さが正しく評価されないケースがよくあります。 この記事では、業界の人からヒアリングした、中小SIerにおける「社長の凄さが伝わらない理由」を紹介します。 社長の凄さが伝わらない理由 社長と接する機会がそもそも少ない 社員数が多かったり、客先常駐だと社長と接する機会ないというケースは珍しくありません。 日々の業務は現場のリーダーやマネージャーとのやり取りが中心になるため、社長がどんな仕事をしているのか、社員からは想像すらつかないのです。 比較対象がなく、凄さの判断基準がない そもそも、他社のビジネスモデルや経営スタイルを知る機会がない社員にとって、自社の社長が凄いのか普通なのかを判断する材料がありません。 Sierはビジネスモデルはどこも同じに見えるし、他社の社長のことなんて知らないという状態では、比較のしようがないのも当然です。 技術知識の低さが目立ち、信頼を落とす場面もある 技術者出身でない経営者も多くいるため、ミーティングなどで技術的な発言をした際に、その知識の浅さが露呈してしまう場面もあります。 技術者からすれば、経営者にも一定の技術理解を期待してしまいがちですが、経営者の本来の役割は必ずしも技術力そのものではありません。 経営者としては優秀でも評価が下がってしまうことがあります。 社員に経営知識がない 多くの社員は、そもそも経営という仕事の中身を知りません。 社長は、資金繰り、人材の採用、案件の獲得、契約交渉、リスク管理など、会社を存続させるために必要な業務を一手に担っています。 社員が安心して働ける会社を作るためには、これらすべてを同時に守り続けなければなりません。 しかし、社員側に経営の知識がなければ、こうした仕事の大変さや重要性は伝わらず、「社長って最近オフィスで何してるんだろう」という印象だけが残ってしまうのです。 解説 こうした「社長の凄さが伝わらない」現象に共通しているのは、社員と社長の間にある情報の非対称性です。 社員は現場の技術や日々の業務を通して評価軸を持っていますが、経営の仕事は数字や交渉といった、現場からは見えにくい領域で行われています。 そのため、技術力だけを評価基準にしてしまうと、経営者の本当の凄さを見落としてしまう可能性があります。 技術力だけでなく、経営の視点を少しでも知ることができれば、社長という存在への見方が変わるかもしれません。 おわりに 中小SIerに限らず、経営者と社員との間には見えない壁が存在しがちです。 社長の仕事が見えにくいのは事実ですが、それを理由に一方的な評価を下してしまうのはもったいないことでもあります。 もし自分のキャリアや職場環境について考える機会があれば、技術力だけでなく経営の視点からも会社を見つめ直してみると、新たな発見があるかもしれません。 関連記事 地方エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

本当にあった?エンジニアの怖い話「変数名が理解できない情報工学部生」

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はじめに 大学の情報工学部には、様々な学生が在籍しています。 プログラミングに強い人もいれば、まったく興味を持てない人、そして「本人の特性ゆえに」なかなか苦戦してしまう人もいます。 この物語では、ある学生の言動を通して、当時は気づかれにくかった特性と、それを見抜けないまま採用してしまう企業側のリスクについて考えます。 本記事は、個人や企業を誹謗中傷することを目的としたものではなく、以下を目的としています。 企業からは都合の良い情報しか発信されないことが多いため、求職者が一方的な情報に惑わされないようバランスを取る 仕事の中で起こりうる想定外な出来事や、理不尽な出来事をあらかじめ知り、対処や心構えの一助としていただく 業界に対して不満はあるが、立場上声を上げにくい現場の方々に代わって、内情を吐露することでガス抜きの場とする 実体験をもとに、なかなか表に出てこない業界の実情をお伝えし、学生やエンジニア、マネージャーの皆様の今後のキャリア選択に役立てていただければ幸いです。 変数名が理解できない情報工学部生 これは中四国内のとある国公立大学、情報工学部での出来事。 その中に、少し目立つ学生A君がいた。 ロン毛でどこにでもいそうなヤンキー風の見た目、口癖は「なんや!?」。 一見よくいるタイプの学生に見えたが、周囲の学生たちは彼のある一点だけは他のヤンキー学生とは違うと感じていた。 異常なまでに、落ち着きがないのだ。 講義中じっとしていられない 講義中、A君は講師の話をまったく聞かず、隣の学生の肩を叩いては振り向かせ、変顔を見せるという行為を延々と繰り返していた。 学生A🙄「なんや!?」 一度や二度ではない。講義が始まってから終わるまで、ずっとである。 待つことが苦手 自分が待ち合わせに頻繁に遅刻するのに、他人が数秒でも遅れると、途端に不機嫌になるのだ。 学生A😤「5分もたってるやん。いつまで、待たせるんや!?」 講義室を出る際、自分より数秒遅れて出てきた学生に対し、「5分以上待った」と本気で怒り出すこともあった。 学生C😳「え、5分どころか数秒だよ……」 学生A😠「待ったんじゃ!」 数秒と5分の感覚のズレに、周囲はただ困惑するばかりだった。 変数が理解できない 講師🙂「ファイル名や変数名は、任意の名前をつけて構いません。」 A君はこの言葉の意味がわからなかったらしく、隣の学生Bに尋ねた。 学生A🤔「なあ、任意って何や?」 学生B🙂「どんな名前にしてもいいってことだよ」 Bの説明を聞いたA君は、キーボードを叩き始めた。 そして出来上がったファイル名と変数名がこれだった。 aaaaaaaaaaaaaaaaaa.c bbbbbbbbbbbb 学生B😳「え、それは……」 学生A😠「なんでもええんやろ!」 不機嫌そうな顔でそう言い放つA君。 講師が「任意でよい」と言ったのは、複数のファイルやデータを扱う際に、自分自身が後から見て分かりやすい名前をつけてほしいという意図があってのことだった。 しかしA君には、その言葉の背景にある意図までは伝わっていなかったようだ。 最初は冗談で言っているのかとBは思ったが、A君はその後もアルファベットの羅列を使い続けた。そして案の定、途中で集中が切れてしまう。 学生A😡「できん!できん!」 周囲の学生に当たり散らしながら、A君はキーボードを叩く手を止めてしまった。 こうした光景は、この講義に限らず何度も繰り返されていた。 当時、発達障害に関する知識は今ほど広く知られておらず、周囲には「発達障害かもしれない」という発想自体がなかった。 A君と音楽の話などをしているときは普通にコミュニケーションが取れていて、工学部でプログラミングが苦手な学生自体は珍しくなかったため、A君もその一人として片付けられていた。 もし当時から特性への理解があれば、A君に対して何かしてあげられたのかもしれない。 A君は国公立大学の情報工学部卒という学歴で一般企業に就職した。 中小企業の中には、面接一発で採用を決めてしまう企業もいるが、短時間のやり取りだけで採用を決めることには、大きなリスクがあることはこの例からも明らかだろう。 解説 A君の言動を振り返ると、いくつかの特性が重なっていたことがわかります。 講義中に落ち着きがなく、他者への干渉行動をやめられない 自分の遅刻には無頓着な一方、他人のわずかな遅れに強い怒りを感じる 「任意」という言葉の裏にある意図や背景を汲み取ることが苦手 集中が長く続かず、うまくいかないとすぐに感情的になる これらは今の知識で見れば、ADHD(注意欠如・多動症)の特性と重なる部分が多いように見えます。 当時はこうした特性への理解や、投薬をはじめとする対策の情報が今ほど普及しておらず、A君自身も、周囲の学生も、そして大学側も、「変わった学生」「集中力がない学生」という認識で片付けてしまっていました。

フリーランスエンジニアが経費計上してよいものとだめなもの

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はじめに フリーランスエンジニアとして独立すると、確定申告のたびに悩むのが**「これは経費にしてよいのか」**という判断です。 特に生活に関わる支出は、業務との線引きが曖昧になりやすく、明確な公的基準が存在するわけではありません。 この記事では、生活関連品の経費計上について、実務上の目安となる考え方を整理します。 最終的な判断は税務署や税理士によって見解が分かれることもあるため、迷った場合は顧問税理士に確認することをおすすめします。 生活関連品の経費計上基準 生活に関わる支出は、大きく「生活必需品」と「生活用品」に分けて考えると判断しやすくなります。 生活必需品は経費計上が難しい 服、食料、化粧品などの生活必需品は、プライベートでも当然に使うものという認識が強いため、業務上の必要性を説明しにくく、家事費(プライベートな支出)として扱われ、経費計上が困難です。 服(普段着、スーツなど) 食料、飲料 化粧品 これらは「仕事のために必要だった」と主張しても、生活する上で誰もが必要とするものであるため、業務との関連性を客観的に示すのが難しいと判断されがちです。 生活用品は業務上の必要性を説明できれば経費計上しやすい 一方、鞄やコンピューター関連機器などの生活用品は、理論上プライベートでも使えるものであっても、生活する上で必須というわけではないため、業務上の必要性を説明できれば経費、事業使用分を案分して計上しやすい傾向にあります。 鞄(打ち合わせや客先訪問で使うビジネスバッグなど) コンピューター関連機器(PC本体、モニター、キーボード、マウス、PCケースなど) 家具 (仕事用のデスク、チェア) 家電 (事業所掃除用の掃除機) 車両関係 (車両代、ガソリン代、アクセサリー、自動車税、自動車保険代) 書籍 サブスクリプションサービス (Kindle unlimitedなど) これらは「業務で使うために購入した」という説明が成り立ちやすく、生活必需品と比べて経費計上のハードルが低くなります。 フリーランスエンジニアのようなサービス業の場合、経費計上するものが少ないため、節税したい場合はモニターをウルトラワイドモニターにするなど、上記の生活用品を奮発して、生産性を向上させるといいでしょう。 法人と個人事業主での違い 法人化した場合、家事按分という計上の仕方はしなくなるので、基本的には事業に関係のあるものを全額計上することになります。 これは税法上決まっていることではなく、税理士の方に聞いた話なのですが、法人の場合は携帯電話や車両は1台ぐらいであれば業務用とみなされ、100%経費計上しても指摘されてないことが多いそうです。 上記のように法人と個人事業主では税務署がチェックするポイントも変わってくるようです。 我流の申告による税務調査リスク 正しい知識を持たないまま我流で申告を続けた結果、本人に脱税の自覚がないまま、結果的に脱税状態になってしまっているケースも少なくないようです。 売り上げや経費計上額自体が小さいフリーランスエンジニアの場合、税務署も大企業や高額所得者の調査を優先するため、いちいち細かくチェックされることは少ないと言われています。 実際、周囲で私物を経費にしているエンジニアの話を聞く機会は何度もありますが、税務調査を受けたという話は今のところ聞いたことがありません。 とはいえ、税務調査が入れば、追徴課税や罰則の対象になる可能性もあります、法に抵触するような脱税は辞めておいた方がいいでしょうね。 本当にあった?エンジニアの怖い話「フリーランスエンジニアの確定申告事情」 確定申告を楽にするおすすめ会計ソフト 青色申告のハードルとなる帳簿付けも、会計ソフトを使えば大幅に楽になります。 フリーランスや副業エンジニアに人気の会計ソフトには、以下のようなものがあります。 freee: 銀行口座やクレジットカードとの連携が強く、簿記知識がなくても使いやすい マネーフォワード クラウド確定申告: 家計簿アプリでも有名なマネーフォワードが提供、他サービスとの連携が豊富 弥生会計(やよいの青色申告 オンライン): 老舗の会計ソフトで、サポート体制が充実している いずれも銀行やクレジットカードの取引を自動で取り込み、青色申告に必要な帳簿や決算書を自動作成してくれるため、独学でも大きな負担なく青色申告を続けられます。 まとめ 生活関連品の経費計上は、以下の考え方を目安にするとよいでしょう。 生活必需品(服、食料、化粧品など): プライベートでも当然に必要なものとみなされやすく、経費計上が困難 生活用品(鞄、コンピューター関連機器など): 生活必須ではないため、業務上の必要性を説明できれば経費計上しやすい 明確な公的基準がない領域のため、迷った場合は顧問税理士に相談し、業務上の必要性を説明できる記録(用途、使用頻度など)を残しておくことをおすすめします。

本当にあった?エンジニアの怖い話「暴君と化す技術知識ゼロのベテランテックリード」

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はじめに 「コーディングができる」ことと「技術的な意思決定ができる」ことは、似ているようでまったくの別物です。 サッカーで「守備が強い」と言っても、1対1の対人守備が得意な選手とチーム連携の守備が得意な選手がいるように、エンジニアにも得意分野の偏りがあります。 この物語では、経歴や年齢だけで「ハロー効果」的に評価され、本来向いていないポジションを任されてしまった技術リードが、現場をどう混乱させたのかを描きます。 暴君と化す技術知識ゼロのテックリード 背景 これは、東京都内にある業界屈指の大手企業のクラウド案件でのことである。 この案件に、50代のベテランフリーランスエンジニアCが参画してきた。 プロジェクトには経験の浅い若いメンバーが多かったため、Cがテックリード的ポジションに就任した。 Cはコーディング歴は長く、実装スピードには定評がある。 しかし、インフラの知識やトレンドキャッチアップ、技術そのもの理解度については、正直かなり怪しいという噂がメンバーの間で流れていた。 Amazon S3はNoSQL? ある日のミーティング。設計担当のエンジニアDが、データ保存先の構成について説明していた。 エンジニアD 🙂 「このファイルはAmazon S3に保存する設計です。」 テックリードC 🤔 「S3ね、了解。あれはNoSQLだから、柔軟にデータ入れられて便利だよね。」 エンジニアD 😳 「……え? S3はオブジェクトストレージで、NoSQLデータベースとは別物ですが……。」 テックリードC 😤 「いや、SQLじゃないんだからNoSQLでしょ。」 エンジニアD 😨 (SQLじゃないもの全部NoSQLだと思ってる……?) テックリードCはS3でのアプリケーションの実装経験があるにも関わらず、S3をデータベースと言い張る始末。 わがままでミドルウェア変更 本番稼働中のWebサーバーについて既存環境はApacheで安定稼働していたが、テックリードCが突然言い出した。 テックリードC 😤 「俺はnginxの方が使い慣れてるから、nginxに変更しよう。」 エンジニアD 😐 「今Apacheで問題なく動いていますし、変更するリスクの方が大きいのでは……。」 テックリードC 😅 「何か問題があったら、Apacheだと俺何もできないよ~。nginxにして。」 明確な技術的理由もないまま、Webサーバーはnginxへ切り替えられることになった。 そして切り替え後。 テックリードC 😨 「あれ……? 俺が作ったWebアプリが動かない……!」 エンジニアD 😳 「え、どこが動かないんですか? エラーログは出てますか?」 テックリードC 😖 「分からない! 動かし方が分からないよ~」 エンジニアD 😰 「いや、動かし方が分からないと言われても、状況を教えていただかないと調べようが……」 自分が得意と言っていたのに、いざ変更すると分からないと言い出し、トラブルの詳細を聞いても分からないの一点張りで説明をちゃんとしない。 言い出した変更で他のメンバに迷惑をかけたにも関わらず、テックリードCから謝罪の言葉はなかった。

本当にあった?エンジニアの怖い話「全く仕事をしない問題新入社員」

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はじめに 職場では、周囲となかなか協調できず、業務が思うように進まない社員に出会うことがあります。 本人の努力不足と決めつけてしまう前に、その背景に何があるのかを考えることが、職場全体にとって重要な視点になります。 この記事では、岡山県のとある中小システム会社で実際にあった、新人社員を巡る出来事を紹介します。 本記事は、個人や企業を誹謗中傷することを目的としたものではなく、以下を目的としています。 企業からは都合の良い情報しか発信されないことが多いため、求職者が一方的な情報に惑わされないようバランスを取る 仕事の中で起こりうる想定外な出来事や、理不尽な出来事をあらかじめ知り、対処や心構えの一助としていただく 業界に対して不満はあるが、立場上声を上げにくい現場の方々に代わって、内情を吐露することでガス抜きの場とする 実体験をもとに、なかなか表に出てこない業界の実情をお伝えし、学生やエンジニア、マネージャーの皆様の今後のキャリア選択に役立てていただければ幸いです。 「全く仕事をしない問題新入社員」 これは、岡山県のとある中小システム会社での出来事。 数十名規模のこの会社に、ある年、新人社員が配属された。 しかし配属直後から、周りと全く協調せず、仕事もほとんど進まないという状態が続いた。 先輩社員は見かねて、総務部に報告・相談をした。 先輩社員 😟 「新人のAさん、業務が全然進まないみたいなんですが、大丈夫でしょうか。」 総務部 😐 「まあ、新人だし、そのうち慣れるでしょう。」 しかし、面倒くさがられ、まともに取り合ってもらえなかった。 先輩社員 🤔 (さすがにこれだけ進まないのはおかしい。何が起きているのか確認しよう。) その後も一向に改善が見られず、あまりにも仕事が遅いことを不信に思った先輩社員は、こっそりと該当社員のPCにキーロガーを仕込んだ。 ※ 無断でキーロガーを仕込む行為は、プライバシー侵害に当たる可能性があります 数日後、キーロガーの記録を確認した先輩社員は、驚くべき事実に気づく。 先輩社員 😳 (……パソコンが、まったく動作していない!!!) 業務時間中、ほとんどキー入力もマウス操作も行われていなかったのだ。 その後も状況は改善されず、さすがに会社側からも問題視されるようになり、当該社員は自主退職を求められることになった。 しかし、本人は退職を拒否し、ギリギリまで会社に居座り続けようとした。 解説 このエピソードの背景には、発達障害への理解や対応方針が社内で十分に整備されていなかったという課題があると考えられます。 ある小学校では、小学1年生の10人に1人が発達障害だったというデータもあるように、発達障害を持つ方は決して珍しくないということが、社会的にも認知されつつあります。 自分自身が発達障害を持っている可能性もありますし、発達障害を持つ方と一緒に仕事をする場面も、今後ますます増えていくでしょう。 特にSIerの業務では、プログラミングなど論理的思考力を要するタスクが多いため、発達障害の傾向を持つ方が期限内にタスクを遂行することが難しい場合があります。 発達障害の疑いがある場合には、周囲の従業員でフォロー体制を整えたり、軽作業を割り当てたり、障害者雇用に関する助成金を活用したりといった対応が、企業側に求められます。 しかし、今回のケースのように、中小企業では発達障害への理解度が低く、総務部に相談しても問題を先送りにされてしまうことが少なくありません。 また、周囲の社員自身も「発達障害を持つ人がいるかもしれない」という認識が薄いため、仕事ができない社員に対して笑ったり不満を言うだけで終わってしまうこともあります。 おわりに 世の中には、こうした課題に対する理解や対応体制が整っていない企業が、実際に数多く存在します。 本人の特性への理解不足や、相談窓口の機能不全は、当事者だけでなく周囲の社員にとっても大きな負担となります。 もしあなたの職場が、こうした課題に真摯に向き合う体制を整えていないと感じるなら、転職やフリーランスとして独立するなど、環境を変えることも一つの選択肢です。 関連記事 地方エンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

本当にあった?エンジニアの怖い話「チャンスを自ら潰す案件潰しPL その2」

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はじめに 顧客が明確に伝えたニーズを正しく理解できないまま、無理に案件を受注しようとする「くれくれ営業」は、顧客の時間を奪うだけでなく、会社の信頼そのものを損ないます。 この記事では、Entra IDに関する依頼を巡って発生した認識のズレと、その後の営業報告書を巡る不可解なやり取りを紹介します。 本記事は、個人や企業を誹謗中傷することを目的としたものではなく、以下を目的としています。 企業からは都合の良い情報しか発信されないことが多いため、求職者が一方的な情報に惑わされないようバランスを取る 仕事の中で起こりうる想定外な出来事や、理不尽な出来事をあらかじめ知り、対処や心構えの一助としていただく 業界に対して不満はあるが、立場上声を上げにくい現場の方々に代わって、内情を吐露することでガス抜きの場とする 実体験をもとに、なかなか表に出てこない業界の実情をお伝えし、学生やエンジニア、マネージャーの皆様の今後のキャリア選択に役立てていただければ幸いです。 チャンスを自ら潰す案件潰しPL その2 案件依頼 これは、大手メーカー系SierのB社の下請けとして開発案件を受けている、岡山県のシステム会社A社での出来事。 A社は数十名規模のシステム会社で、B社から受注した案件をPL(プロジェクトリーダー)とエンジニア数名の体制で回すことが多かった。 ある日、B社からA社のエンジニアCに、Entra IDでのユーザー管理設計に関する問い合わせがメールで届いた。 顧客B社 🙂 「別案件でEntra IDのユーザー管理設計をする必要があるんですけど、Cさんはその辺の知見ってありますか?」 C 😐 「僕はちょっと詳しくないんですけど、社内で該当の知見があるエンジニアを探してみます。」 Cは該当のエンジニアを探すため、営業報告書を作成しPLに提出した。すると、PLからこう返信が来た。 PL 🤔 「社内ルールで、クライアントのニーズをFace to Faceで確認しないと、営業報告書出しても『クライアントのニーズを詳細に聞け』って突っ返されるんよ。」 PLは社内で適切なエンジニアを探すため、顧客に対面で詳細な打合せをしたい旨をメールで連絡した。 打合せ 打合せが始まると、顧客が丁寧に背景を説明し始めた。 顧客 🙂 「A社さんに依頼をした背景なんですけど、ユーザーがオンプレからクラウドへの移行を検討中で、クラウド化にあたりいくつか課題があります。」 顧客 🙂 「A社さんにはそのうち、『Entra IDの部分』を対応していただきたいと考えているんですよ。」 分かったような顔で頻繁に相槌を返すPL。 C 😶 (本当に分かってるのかな……。) 顧客の話によると、クラウド化にあたってリソースをIaC化することなど複数の課題があり、そのうち依頼したいのはEntra IDによるセキュリティ設計の部分のみだという。 顧客の説明が一通り終わったところで、PLが口を開いた。 PL 🤔 「C君は(Entra IDの設計)できんのかなぁ?」 C 😳 「え!? もともと私が対応できないから、社内で技術者を探すって話でしたよね?」 すると、PLが声を張り上げ、驚愕の発言をした。 PL 😤 「社内で(技術者を)探したけど、いなかったんよ!

本当にあった?エンジニアの怖い話「エスパー能力を部下に求めるPL」

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はじめに 「特に準備するものはない」と言われて安心していたら、後になって「あれをやっておくべきだった」と言われる――。 指示が曖昧なまま任され、後から結果だけを咎められるのは、働く上で誰もが遭遇しうる理不尽の一つです。 本記事では、内部監査への準備をめぐって起きた、ある岡山のシステム会社でのやり取りを紹介します。 エスパー能力を部下に求めるPL これは岡山のとあるシステム会社での出来事。 社員数数十名規模のこの会社では、複数の顧客案件が同時に走っており、プロジェクトごとにリーダーが立てられ、進行管理やドキュメント管理を任されていた。 定期的に実施される内部監査は、日頃のプロジェクト管理状況を確認する場として位置づけられていた。 内部監査の実施が近づいたある日、プロジェクトリーダーBが、プロジェクトに途中から加わった中途入社のエンジニアAに声をかけた。 リーダーB 😐 「今度内部監査があるから、準備しておいて。」 エンジニアA 🙂 「わかりました。何を準備すればいいですか?」 リーダーB 😑 「うーん、特に準備するものはないよ。」 Aはプロジェクトに途中参加したばかりで、これまでの経緯やドキュメント管理のルールを詳しく知らなかった。 それでも「特に準備するものはない」という回答を受け、大掛かりな対応は不要なのだろうと判断した。 エンジニアA 🙂 「承知しました。特に何もしなくて大丈夫なんですね。」 リーダーB 😐 「うん、大丈夫。」 内部監査当日。 監査担当者から次々と質問が飛んできた。 監査担当者 🧐 「要件定義書とプロジェクト計画書に基づいて、ドキュメント管理は適切に行われていますか? レビュー記録票はありますか?」 エンジニアA 😳 「え……。」 Aはプロジェクトの途中参加であり、初期の経緯を把握していなかった。 さらに悪いことに、当時は顧客側のシステムトラブルが発生しており、プロジェクトドキュメントの格納先そのものにアクセスできない状態だった。 エンジニアA 😰 「申し訳ございません、現在システムトラブルの影響でドキュメントへのアクセスができない状況でして……口頭でご説明させていただきます。」 Aは手元の記憶と資料をかき集め、なんとか口頭でその場を乗り切った。 監査担当者も一定の理解を示し、大きな問題には発展せずに終わった。 エンジニアA 😮‍💨 (なんとか終わった……。) 数ヶ月後、今度は外部監査が実施されることになった。 外部監査の話が出た際、リーダーBがAに確認を求めてきた。 リーダーB 😐 「内部監査のときに使ったプロジェクトのドキュメント、どこにまとめてある?」 エンジニアA 🤔 「監査議事録はファイルサーバに置きましたけど、プロジェクトのドキュメントはシステムトラブルでアクセスできないし、準備不要とおっしゃられていたので、まとめてないですよ。」 リーダーBは腕を組み、記憶を辿るように黙り込んだ。 リーダーB 😐 「……私の指示ミスです。」 そう口では認めたものの、Bの表情には反省の色はなく、フンっと軽く鼻で笑って話を切り上げてしまった。