はじめに
社会人になれば、皆が知識も精神も自立した大人になっているというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか?
しかし、現実でには、知識も精神も未成熟な方もいて、先輩や上司が皆、頼りになる大人とは限りません。
立場が上だからといって、常に正しいわけではないのです。むしろ、周囲の意見に流されず、自分のキャリアを主体的に考える姿勢が重要です。
本記事が、盲目的に周りの人の意見を受け入れるのではなく、自分のキャリアを自分で判断するきっかけになれば幸いです。
本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。
意外と無知な人が多い
Operatorの意味を知らないDevOpsエンジニア
これは、DevOpsの導入支援を行っていたプロジェクトでの出来事です。
上司🤔:「運用者って英語で何て言うの?」 部下😐:「operatorです。」 上司😤:「なんか違うなー。actorにしよう!!」 部下😐:「????」
業界では一般的な英単語であるにもかかわらず、その意味を理解していない人がプロジェクトをマネジメントしているケースは少なくありません。
今回のケースでは、DevOpsプロジェクトに参画しているにもかかわらず、「Operator」という言葉の意味を理解していませんでした。
さらに厄介なのは、正しい表現を提示しても同じ間違いが繰り返されることです。
脳の仕組み的に、本人の中では独自の定義や解釈が形成してしまう方がいて、世の中で一般的に使われている意味とのズレを認識できていないケースがあるのです。
誰でも最初は知らないことがありますし、無知であること自体は何も問題ではありません。
しかし、自分の認識がずれている可能性に気付けなければ、学習や修正の機会を失ってしまいます。
実際に社会人として働いていると、「知らない人」よりも「間違って理解していることに気付いていない人」に遭遇することがあります。本人の中では筋が通っているため、自分が間違っているという感覚がありません。
そのため、正しい情報を示されても自分の解釈を優先してしまい、結果として同じ間違いを繰り返してしまうのです。
そして、そのような人が意思決定を行う立場にいると、プロジェクト全体が誤った方向に進んでしまうこともあります。
ピントがずれた指摘が多いレビュアー
これは、あるシステムに関する社内向けスライド資料のレビューで起きた出来事です。
上司😤:「スライドタイトルの製品名に『TM』が付いていないじゃないか。ちゃんと表記しなさい。」 部下😐:「????」
TMは「Trade Mark」の略で、商標であることを示すための記号です。
しかし、ロゴを正式なブランド表記として利用しているわけでもなく、社内向けの説明資料において単純に製品名に言及するだけであれば、TM表記が必須となるケースはほとんどありません。
もちろん、表記ルールを確認すること自体は大切です。
しかし実際のレビューでは、本質的な内容よりも些末な部分にばかり注目し、ピントがずれた指摘が繰り返されることがあります。
悪意があるわけではないだと思いますが、意味の薄い指摘への対応に時間を取られることで、本来議論すべき内容が後回しになってしまうケースは少なくありません。