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ObsidianをWindowsとAndroidでFolder syncでノート同期

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はじめに この記事では、ObsidianのFolder Syncを使ってWindowsとAndroid間でノートを同期する方法を、実際の画面操作を交えながら解説します。 以前、Gitと連携する記事を記載したのですが、ObsidianのGitプラグインが不安定なため、Android版で、無料で使えるFolder Syncを使って複数端末でノートを安全かつ簡単に同期する手順を紹介します。 事前準備 Obsidian ノート管理アプリ本体。Windows版・Android版をそれぞれインストールしてください。 FolderSync(Androidのみ) FolderSyncは指定したフォルダ間を同期するアプリです。 OneDrive(WindowsとAndroidの両方にインストール: Google Driveでも可) ノートを同期する際に必要になります。 Android版のObsidianの設定ファイルの保存先を変更 AndroidとWindowsのObsidianの設定ファイルがバッティングしないように設定ファイル名を変更します。 Obsidianのノートの保存先をOneDriveに変更 Obsidianのノートの保存先をOndriveに変更します。 これでAndroid版にもファイルが送信されるようになります。 Obsidian AndroidではOneDrive上のフォルダをVaultとして開けないので、FolderSyncを使用します。 FolderSyncにストレージアクセスの権限を付与して Folder Syncにストレージアクセス権限を付与する必要があるので、Folder Syncを起動し、権限を付与します。 一旦、セキュリティは度外視で全ファイルに権限を付与します。 FolderSyncにOnedriveアカウントを追加 OnedriveのアカウントをFolder Syncに追加します。 Folder Syncの同期設定 FolderSyncにAndroid版Obsidianの保存先のフォルダと、 OneDrive上のObsidianの保存先を設定します。 取り込みが完了したら、WindowsとAndroid間でObisidianのノートを同期する環境の構築が完了です。 おわりに この記事では、WindowsとAndroid間でObisidianのノートを同期する方法を紹介しました。

ObsidianのGit PluginでWindowsとAndroidでノートを同期方法を紹介(画面操作説明付き)

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ObsidianのGit PluginでWindowsとAndroidでノートを同期方法を紹介(画面操作説明付き) はじめに この記事では、ObsidianのGit Pluginを使って、WindowsとAndroid間でノートを同期する方法を、実際の画面操作を交えながら解説します。 Obsidianは強力なノートアプリですが、標準ではクラウド同期機能が有料です。 そこで、無料で使えるGitを活用し、複数端末でノートを安全かつ簡単に同期する手順を紹介します。 2025/07/11追記 Android版のGitプラグインが不安定で起動に失敗するケースが多いようなので、代替方法をこちらの記事に記載しました。 必要なもの GitHubアカウント ノートを保存するリポジトリ作成に必要です。 Gitクライアント Windows PCでGit操作を行うために必要です。 Obsidian ノート管理アプリ本体。Windows版・Android版をそれぞれインストールしてください。 Obsidian Git Plugin ObsidianでGit操作を自動化するためのプラグインです。 Termux(Androidのみ) AndroidでGitコマンドを利用するためのLinux環境アプリです。 F-Droid(Androidのみ) Termuxをインストールするためのオープンソースアプリストアです。 Gitリポジトリを作成 Obsidianのノートを格納するためのリポジトリをGitHubで作成します。 リポジトリ名を入力し、Privateリポジトリを作成します。 Gitのパーソナルアクセストークンを発行 ObsidianがGitを操作するために使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を発行します。 Windows PCの操作 ローカルにリポジトリをクローン 以下のコマンドを実行し、リポジトリをローカルPCにクローンする。 git clone https://{Gitパーソナルアクセストークン}@github.com/{ユーザー名}/{リポジトリ名}.git ObsidianにGit Pluginをインストール Obisidianを開き、Git Pluginをインストールします。 Obsidianの「設定」→「コミュニティプラグイン」から「Obsidian Git」を検索し、インストールします。 インストールが完了したら、画面下部の歯車アイコンをクリックし、Gitの設定を行います。 Auto commit-and-sync interval (minutes)とAuto commit-and-sync after stopping file edits:を設定すると、編集後に自動的にGitに変更内容が反映されるようになります。

OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介

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OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介 はじめに Micorsoftから提供されているノートアプリ「OneNote」をご存知のエンジニアは多いと思います。 2003年から提供されているノートアプリの老舗で、最近のWindowsではデフォルトでインストールされているので、とりあえず使っているという方も多いと思います。 OneNoteの欠点として、Joplin、Obsidian、Nortionなどと違い、エンジニアがよく利用するMarkdown記法に対応していないことが挙げれていましたが、サードパーティ製のプラグイン「OneMark」を使うことで、OneNoteでもMarkdownを使うことができます。 OneNoteでMakrdownが使えるプラグイン「OneMark」を紹介します。 OneMarkとは OneMarkはNeux Labから提供されているOneNoteにMakrdown機能を追加することができるプラグインです。 OneMark公式HP OneMarkをインストール OneMarkをインストールする方法を紹介します。 OneMark公式HPにアクセスします。 自分のPCが64bitならDownload Nowをクリックし、32bitならとなりのor 32bitをクリックします。 ダウンロードが終わると、64bitならOneMarkSetupX64.0_2_2.msi、32bitならOneMarkSetup.0_2_2.msi というインストーラーが保存さていてるので、このインストーラーを実行します。 インストーラーの実行完了後にOneNoteを起動すると、右上のタブに「OneMark」が追加されます。 OneMarkの機能 OneMarkの機能を紹介します。 Live Preview Live Previewは、MarkDown形式で入力したテキストを装飾した状態で表示する機能です。 Live PreviewをONにした状態で、テキスト入力後にEnterキーを押すと、その行のテキストがMakrdownの内容に応じて装飾された状態で表示されます。 また、Live Previewタブの下にある Auto enable for preview を有効にすると、OneNoteで新規に追加したページにもLive Previewが有効になります。 Convert Paragraph Edit 選択中のテキストボックス内にあるMakrdownに対して、一括でテキストの装飾を行います。 Toggle Source カーソル位置と同一行のテキストのMakrdownテキストの装飾と非装飾の切り替えを行います。 Import Markdown / Export Markdown Import Markdownをクリックすることで他のエディタで作成したマークダウンファイルをOneNoteにインポートすることができます。 Export MarkdownをクリックすることでOneNoteのページをMakrdownファイルとしてエクスポートすることができます。 Themes MarkdownテキストのスタイルをThemesから変更可能です。 ショートカットキー Ctrl + , Toggle Sourceと同様にカーソル位置と同一行のテキストのMakrdownテキストの装飾と非装飾の切り替えを行います。 F5キー Convert Paragraph Editと同様に選択中のテキストボックス内にあるMakrdownに対して、一括でテキストの装飾を行います。 F8キー OneNoteのページ内のMakrdownテキストをクリップボードにコピーすることができます。 Markdownルール OneMarkはMarkdownのルールにGitHub Flavored Markdownを採用しています。