Azure Administrator対策「リソースへの操作まとめ」

はじめに

AZ-103「Azure Administrator」対策として、Microsoft Learnなどを要約したものを記載。


デプロイ

デプロイ履歴の表示

Azureポータルから「リソースグループ」⇒「デプロイ」でデプロイ履歴の一覧が表示できる。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/templates/deployment-history?tabs=azure-portal

デプロイされた日時を表示

リソース履歴に表示されている最終更新日時から、各リソースがデプロイが行われた日時を表示できる。

デプロイに使用したテンプレートの表示

リソース履歴画面から「対象リソース」 ⇒ 「テンプレート」の順に選択すると、デプロイに使用したテンプレートが表示される

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/templates/export-template-portal


Cloud-initを利用したデプロイ

Linuxには、Cloud-initというVM作成時にのみ、 パッケージのインストールや、任意のスクリプトを実行し、構築作業を自動化してくれるOSSがある。

AzureポータルからVirtual Maschineをデプロイする際に、詳細タブにあるカスタムデータ欄にcloud-init用構成ファイルを記載すると、 VM作成時にパッケージのインストールや、任意のスクリプトを自動実行することが可能。

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/linux/tutorial-automate-vm-deployment

Application Gatewayのデプロイ時間

Application Gatewayはアプリケーション層のロードバランサー。

  • Application Gateway v1 SKU

最大20分。

  • Application Gateway v2 SKU

基本的には、約6分。

構成によっては、6分以上かかることもある。

VMのネットワークインターフェースのデタッチ

ネットワークインターフェイスをデタッチする場合は、 仮想マシンを先に停止しておく必要がある。

リソースの移動

リソースを新しいリソースグループまたはサブスクリプションに移動しても、 リソースが配置されるリージョンは変わらない。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/management/move-resource-group-and-subscription

仮想マシンを別のサブスリクションまたは、リソースグループに移動

VMは別のサブスリクションまたは、別のリソースグループに移動することができる。

VMを移動するためにVMを停止する必要はなく、起動した状態で移行することができる。 移動が完了するとVMには新しいリソースIDが発行される。

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/windows/move-vm

AppServiceを別のサブスリクションまたは、リソースグループに移動

Web アプリをサブスクリプション間で移動する場合には、以下の制約が適用される。

  • 移動先リソースグループに既存のApp Serviceリソースが含まれていてはいけない

    App Service リソースには次のものがある。

    Web Apps

    App Service プラン

    TLS/SSL 証明書

    App Service Environment

  • リソースグループ内の全App Serviceリソースを一緒に移動する必要がある

    ※ 例えばApp Serviceプランのみを移動するといったようなことはできない

    ※ App Service Environmentを新しいリソースグループや新しいサブスクリプションには移動できない

  • App Serviceリソースは、最初に作成されたときのリソースグループからのみ移動できる

別のリソースグループに移動させてしまった場合は、元のリソース グループに戻してから、サブスクリプションにリソースを移動する。

元のリソースグループを覚えていない場合は、診断を使用して見つけることができる。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/management/move-limitations/app-service-move-limitations

サンプル問題

* 仮想マシンを別のサブスリクションに移動


VMに接続されたディスクがテンプレートとして使用できることを確認

スナップショットを実施

Azure ポータルから「Virtual Maschine」⇒「ディスク」の順に移動し、 「スナップショットの作成」を実施。

スナップショットからマネージドディスクを作る

[ホーム] > [ディスク] の画面で、[+追加]をクリックする。

ディスクの確認

「デプロイ」⇒「ディスク」で対象のディスクが(VHDまたはVHDX)に設定されていることを確認する


参考