オンライン学習サイト「Whizlabs」の紹介

はじめに

この記事では、近年日本国内でも利用するエンジニアが増えてきたオンライン学習サイト「Whizlabs」について紹介します。

Whizlabsとは

WhizlabsはAWS、Azure、Google Cloud、Java、プロジェクト管理、Linux、CCNAなど、さまざまな分野の学習が可能なオンライン学習サイトです。

AWS、Azure、Goodle Cloud、Salesforceといったメジャークラウドの認定試験が充実しており、2018年頃から日本国内でも利用するエンジニアが増えてきています。

Whizlabs公式HP

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サービス開始時期

2000年からサービスを開始しており、2022年現在で20年以上の実績があります。

国籍

WhizlabsはインドのIT企業が運営しています。


学習コース

Whizlabsの学習コースは、以下の4つのコンテンツから構成されています。

  • Free Tests
  • Practice Tests
  • Online Course
  • Sandbox

Free Tests

無料で利用可能なサンプル問題です。

10~15問の程度の問題をお試しで利用できます。

Practice Tests

有料で利用できる模擬試験問題コースです。

1コースの価格は$17.95ぐらいで日本円で2000円~2500円程度で、 50問~60問程度の模擬試験問題が約5回分ほどあります。

50%OFFセールなどのセールが頻繫に開催されるので、上記よりさらにリーズナブルな価格で購入可能です。

例年、11月はブラックフライデー、12月はクリスマスセールが行われるので、購入タイミングとしておすすめです。

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Online Course

有料で利用できるオンラインビデオ学習コースです。

1コースの価格は、こちらも$17.95ぐらいで日本円で2000円~2500円程度で、 7~9時間ほどです。

Sandbox

IT業界において、学習や検証のために利用する仮想環境のことをSandboxと言います。

Whizlabsでは、AWS、Azure Google Cloud(旧GCP)などのクラウドサービスをSandboxが提供されています。

通常クラウドサービスは利用した分だけ料金が上がる従量課金制です。
学習目的でクラウドサービスを個人で契約する場合、 料金が想定外の料金になってしまうリスクがあります。

Sandboxを利用する場合、利用できるサービスの種類や数に制限があるかわりに、利用料金が固定になるので、想定外の料金になることを避けることができます。


Whizlabs長所・短所

長所

  • 価格が安い

上述したように他の学習コンテンツに比べ、価格が安い上、 セールが頻繁に行われるので、リーズナブルな価格で利用できます。

  • 1年間全てのコースを利用できるサブスリクションプランがある

$199で12ヶ月間、すべてのPractice Testsと、Online Courseを利用可能な年間サブスリクションプランがあるので、ヘビーユーザーにとってはお買い得。

年間サブスクリプション

  • UIがシンプルで分かりやすい

簡素なUIなので、操作をしていて特に困ることはありません。

whizlabs

  • 各設問に対する解説付きで、即座に解答を可能。

各設問には全て、簡素ではあるものの解説が付いており、解答も設問ごとに確認可能。

  • レポート機能付き

模擬試験問題中に間違った問題や、気になる問題としてマークした問題と解答がレポートで出力され、後から見直しすることができます。

短所

  • 模擬試験問題のアップデートが遅く、古い問題が残っているケースもある

各認定団体の試験問題は日々アップデートされ、内容が変更されているため、これに対応するため模擬試験問題もアップデートが必要となります。

海外レビューによるとWhizlabsは、一部の試験では模擬試験問題のアップデートが遅いという指摘があり、利用したコースによっては実試験との乖離がある可能性もあるので、購入前に最新化されているかどうか確認が必要です。

  • 間違った問題だけを再回答することができない

間違った問題だけを設問として表示するモードがないので、間違った問題だけを再回答することができません。

  • サポート言語は英語のみ対応

英語しかサポートしていないので、日本語にする場合は、ブラウザのアドインなどで翻訳が必要です。

  • コンテキストメニューからのテキストコピーやWeb検索は禁止

右クリックからコンテキストメニューの表示がブロックされているので、サイト上の文字列を選択して、テキストコピーやWeb検索などはデフォルトではできません。


おわりに

本記事では、インドのオンライン学習サイト「Whizlabs」について紹介を行いました。

本記事が、エンジニアのオンライン学習サイトの選定に役立てば幸いです。

Whizlabsへのアクセスはこちらから

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