はじめに

「資産形成をサポートします」という話を聞いたとき、あなたはどう反応するでしょうか。
本記事では、岡山のシステムエンジニアの間で口コミ的に広まっているとされる「ファングローバルソリューション(FAN GLOBAL SOLUTION)」という団体について、現時点で確認できる情報を整理します。

なお本記事は、特定の団体や個人を断定的に非難する目的のものではなく、公開情報をもとに一社会人として金銭に関する判断を行う際の参考情報を提供するものです。

本記事は、エンジニアや企業を貶めることを目的としたものではありません。情報収集が困難な業界内情を提供し、今後のキャリアに役立てていただくこと、そして業界への監査を行うことを目的としています。


ファングローバルソリューションとは?

「ファングローバルソリューション(FAN GLOBAL SOLUTION)」は、名古屋・岡山・シンガポールで活動しているとされる、資産形成のサポートを行う団体らしいです。

Google検索をしても公式ホームページは見つからず、日本の法務局のオンライン登記情報検索で調べても、該当する法人登記は確認できません。

現時点で情報公開しているのは以下の2サイトのみです。

公式に情報を公開していないにもかかわらず噂が広まった理由としては、岡山市内に在住しているシステムエンジニアの中に会員となっている人がいるという噂があるらしく、その人物からの口コミを経由して、岡山のSEの間で一気に噂が広まったとされています。


サポート内容

情報源によると、入会金2〜3万円と、サポート料約90万円を支払うことで、生涯に渡って資産形成のサポートを受けられるとされています。

公式サイトを確認していないため、具体的にどのようなサポート内容が提供されるのか、解約や返金の条件がどうなっているのかといった基本的な情報は、不明です。

90万円という高額な金額を支払って、資産形成のサポートを受ける必要があるかどうかを一社会人として自分自身で判断しろということだと思われます。

余談ですが、生涯保証サポートというとこの業界だとShift-AIが有名ですね。
この類のサービスは生涯サポートにしなければならないという制約でもあるのでしょうか。

SHIFT-AIについて興味のある方はこちらをご参照ください。


おわりに

こうしたサービスが岡山のSEの間で広まりやすい背景には、金融リテラシーの低さがあると考えられます。
岡山のシステムエンジニアには中小SIerで働く方や専門学校卒の方が多く、業務の中で金融について体系的に学ぶ機会が少ない傾向があります。
実際、NISA 開始時に周りに煽られて勢いで投資を始めて失敗した人が結構いました。

周囲に流されるのではなく、公開情報を自分で確認し、金銭を支払う価値があるかどうかを一社会人として主体的に判断する姿勢を持つことが大切です。

また、金融関連のエンジニアのトラブル事例について別記事で取り上げているので、こちらもご参照ください。